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エロガキファンタジーハーレム
官能リレー小説 - ハーレム

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エロガキファンタジーハーレム 7

「所でお姉さんは何で、勇者をやっているの?」

「そういえば、詳しく言ってなかったね。少し前まで、オレはただの冒険者だったんだよ。でも、ある神殿でこれを抜いちまったせで教会の爺共から、魔王を倒す為に勇者にされちまったんだよ・・・・・」

何でカミラが勇者をやる事になったのか興味があるタカシは理由を質問し出す。
赤髪のロングヘアーを靡かせながらカミラは少し困った表情でため息をつくと。
腰に帯びていた剣をタカシに見せて、これを抜いた為に勇者として魔王を倒す定めを背負われた事を非常にイヤそうな表情で話す。

もともとカミラは自由気ままな冒険者であった。
しかし、ある日冒険者ギルドからと高額な報奨金の依頼を受けた。
その依頼とはある神殿に長い事跋扈している大量のモンスターを掃討する事であった。
モンスターの掃討自体は何の問題もなく成功したのだが、神殿の地下に安置されていた古びた剣をカミラが抜いたら突然光り出したのであった。
その後、冒険者ギルドに戻ったカミラはモンスター討伐の光り出した剣をみせてギルド職員に報告すると。
ギルドの職員は風靡た剣をみるなり驚いた表情でカミラを拘束し、教会の元締めである法王の元へ連れていかれた。

そこで、あの古びた剣はバスターソードと言って、今から500年前に魔王を倒した勇者が使用した剣で長い間行方不明だったのをカミラは知り。
そして、5年前に復活した魔王のせいで世界はあっという間に混乱してしまい。
魔王の脅威に怯える法王は世界を救う切り札として、バスターソードを抜いたカミラを勇者の末裔と認定して、魔王討伐をカミラに任せて今に至るのである。

「つまり、カミラさんに面倒事を押し付けたって事だね」

「理不尽すぎる話だろう。お陰であたしは魔王を倒すというハードな仕事を請け負わされたんだよ」

「ひどい話だね……大変だよね」
「だろ?あーあ、神官になりたくなかったから冒険者になったのに、うちのお祖父ちゃんちゃんは法王だし、お祖母ちゃんも大司教の一人だし、神官にならないんだったらせめてこういう大事なことは引き受けなさいって一点張りでさ」
「え?法王なのに結婚してるの?」
「ん?ああ。別に戒律にも神官の結婚を禁じる内容は無いからな。親父もフッドキャッスルの街で神官長としてあの街の神官たちを取り仕切ってる」

「フッドキャッスルって、どこなの?」

「今オレ達が滞在しているダバ村から遠く離れたフッド王国の都だよ。親父はそこの大司教様」

「お姉さんって、お姫様なんだね」

「親が偉いだけで、大した事ねえよ。尤も神官なんてろくでなしが多いけどね」

フッドキャッスルがどんな所か全く解らないタカシは何所かと聞くとカミラは丁寧に説明する。
法王が祖父で大司教が父親だと知ってカミラは偉い人の子だとタカシは気付く。
大したことないとカミラは言うと神官なんて、ろくでもないと呟く。

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