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無人島のビッチ達
官能リレー小説 - ハーレム

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無人島のビッチ達 28


「なんの、まだまだ!」

諦めず更に二、三本矢を放つが全くかすりもせず残る矢はあと一本だけになった。やはり距離があると素人では難しいか。

「くぅう……せっかくのチキンが……!」
「恭也君、もしよかったら私にやらせてくれない?」
「先生が?」
「ふふっ、こう見えて高校時代は弓道部で全国大会までいったことがあるの」
「本当ですか!?ではお願いします!」

俺は先生に弓矢を渡す。先生は構えると獲物に狙いを定める。と、何かを思い出したように俺の方を向く。

「ごめんなさい恭也君、悪いけど先生の胸押さえてくれるかしら?」
「…!胸ですか!?」
「そうなの。弓道じゃ胸当てがないとおっぱいを弾いちゃうから」

まぁ確かに先生の爆乳は弦に引っ掛かりそうだな。

「わかりました。じゃあ押さえますね」

俺は先生の背後に立つと両手で胸を押さえ……いや掴んだ。

「あん!ちょっと恭也君…!」
「す……すいません先生。ですが……」

ただでさえシャツを押し上げるぐらい大きな先生の乳房だ。しかも柔らかくも張りがあるので中々手に収まらないのだ。

ムニュムニュ……

「はぁ……あん……気持ちはわかるけど今はあっちに集中しましょう」

先生にそう言われた俺は今度は掌を閉じてぴったりと胸に密着させた。
そして先生は精神を集中させて弦を引き絞り、そして放った。矢はぶれることなく真っ直ぐ空を切り裂き……

ドスッ!

「ゲッ!」

見事七面鳥の胴体を貫いたのだ。命中したのを確認して先生と一緒に駆け寄ると、どうやら即死しているようだった。

「やった!やりましたよ!先生!!」
「そうね!久しぶりにお肉が食べられるわ!!」

俺達は子供のように喜び、仕留めた獲物を担いで帰路についた。

「うわすっげー!!鳥肉だーー!!」
「まぁ!昔誕生日パーティーで出された七面鳥の丸焼きを思い出しますわ!」
「「久々のお肉だー!」」
「桃の料理の腕がなりますぅ!」

洞窟に戻り獲物を見せると女子五人が一斉に集まってくる。やっぱり皆お肉が食べたかったんだな。

「よし、早速調理しよう。俺は七面鳥を捌くから桃はこれに詰める野菜を切ってくれ。四人は深めの穴を掘って底に石を敷いてその上で焚き火をしてもらいたい。先生は疲れてるところ悪いですけどヤシかバナナの葉っぱを数枚持ってきてください」

テキパキと指示を出して、俺はロープとナイフを持って近くの浜辺に出る。そして適度に横に伸びてる木を見つけると、俺はロープを引っ掛かけて七面鳥を吊し上げる。
ここからが時間との勝負。動物は死ぬと内臓から腐っていくので素早く血抜きをして臓物を抜き出す必要がある。七面鳥は初めてだが多分爺ちゃんところでやった鶏の捌き方と一緒だろう。
俺は手早く羽をむしり取ると首を切って血抜きをし腹を裂いて内臓を取り出す。その際レバーなどの食べられる部位は残しておく。
ある程度血抜きができたら塩を外と中に刷り込む。そして腹の中に野菜とハーブを入れて縫う。最後にそれをバナナの葉で包んで穴の中に入れ砂で埋めてその上で焚き火をして二時間もすれば……

「完成!七面鳥の自然オーブン焼きだ!」

掘り出し包みを開ければ綺麗に焼け目のついた鳥肉が出てきた。それと同時に辺り一帯にうまそうな香りが漂う。ちなみにレバーとかは桃の手によってレバニラ風の料理になった。俺達は肉を切り分けると命に感謝をこめて両手を合わせる。

「「「「「「「いただきまーす!!」」」」」」」

切り分けたお肉に豪快にかぶりつく。一瞬固まったがすぐに顔が綻んだ。

「おいしい!うちのシェフにも劣らない味ですわ!」
「はふ!はふ!うま!!肉うんまぁ!!」
「うふふ。苦労して獲った甲斐があったわ」
「お肉も美味しいし!」
「野菜も美味しい!!」
「恭也さん料理も上手いですぅ!!」

あぁ、うまい。本当にうまい。蒸し焼きにしたからジューシーで噛む度に肉汁とうまみが口一杯に広がる。付け合わせの野菜やレバーも程よく火が通りハーブの香りが食欲をそそる。気が付けば俺達はあっという間に平らげていた。

「あー、うまかったー!」

久しぶりのお肉に満足した美咲は笑顔でゴロンと横になる。他の面々もかなり機嫌がよい。
しばらくして後片付けを終えると用を足す為に外へ出る。今日は月明かりが綺麗でよく足元が見える。どうやら満月のようだ。

「……で、香先生。女子のトイレは向こうじゃないですか?」
「あら、ばれちゃった」

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