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無人島のビッチ達
官能リレー小説 - ハーレム

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無人島のビッチ達 24

今回の目的は新たな食材と資源の確保だ。食料の方は魚や貝が捕れるので問題ないが、長い目で見るとそればっかりだと栄養バランスが悪い。なので海の幸の次は山の幸、いや森の幸を頂こうと思ったのだ。
もちろん確信はある。
前に美咲と探検した時に動物の痕跡を発見したのだ。動物がいることはつまり食べられる野菜や果物があるということだ。
現に今もヤギや鳥の鳴き声が聞こえてくる。

「おっ、あったぞ!」

歩いて数分で早速見つけた。木の上にも下にも大量の実があった。

「恭也、これって食べられるの?」
「いや、実は食べない。食べるのは中身さ」

俺は石を使って緑の実を割って中身を出した。すると姉妹に馴染みの種となった。

「「あっ!クルミだ!」」

そう、この木はクルミの木なのだ。しかもかなりの量のクルミが地面に落ちている。
そのまま食べてもいいし、クルミ油だって取れる。幸先のいい食材だ。
さらに俺達は森の奥へと進む。すると驚くべき光景が目にはいった。

「………マジかよ」

そこはまさに果物の宝庫だった。バナナやパパイヤ、ライムを始め南国のフルーツが至るところに生えていた。それだけでなく日本のサルナシやアケビ、柚子も一緒になっていたのだ。
さらに先へ抜けると、野生のタロ芋や山菜等がところ狭しと自生するエリアになっていた。
精々1〜2種類見つかる程度かと思っていたが、この島の摩訶不思議さを舐めていた。これなら桃の料理のレパートリーが格段に増えるだろう。

「よし!早速収穫……てあれぇ!?」
「シャクシャク……んまぁ!」
「モグモグ……ん〜、ジューシーな甘さ!」

ふと姉妹を見ると、その辺の梨をもぎ取ってつまみ食いしていた。うまそうに食べている二人を見ていると俺も食いたくなってきた。
丁度真横に林檎があったのでもいで実にかじりつく。

「…うわ、うま!」

入れた瞬間甘味の汁が口一杯に広がり、喉を潤す。数週間ぶりの甘いという味覚に脳が快楽信号を全身に発信しているような感覚を覚えた。
気がつけば俺は丸々一個をペロリと平らげていた。もしかしたら今まで食べた中で一番うまい林檎かもしれない。

「ねぇ恭也、これ何?」

と、詩織が何か見つけたみたいだ。彼女が指差した先には肉厚な葉を付けた植物があった。

「んー、これはアロエだな。爺ちゃんの家にあったのをよく覚えてる」
「アロエ!?あのアロエヨーグルトのアロエ!?」
「私達アロエ大好き!食べていい!?」
「あっ、おい!」

俺が制止させる間もなく二人はアロエの葉を折るとそのままパクリと口に入れた。

が……

「うぇ〜、まず〜い」
「おぇ、青臭い〜」

まぁそうなるわな。今回食べたのはアロエベラという食用アロエみたいだが皮は滅茶苦茶苦い。たとえ剥いても市販のように味付けなんかしてないからちょっと苦くてヌルヌルしてお世辞にも美味とはいえないだろう。

「もし食べるんなら蜂蜜か甘い果物と一緒がいいだろう」
「えー、それ早く言ってよ」
「うー、舌がまだ苦い」

萩原姉妹は渋い顔をしているがこの無人島においてはアロエは薬の代わりとして重宝される。火傷や切り傷に塗れば綺麗に治り、また胃腸を整えてくれる。

「後はそうだな、肌に塗れば美肌効果も期待できるぞ」
「「美肌!?」」

美肌と聞いた途端姉妹の目が輝く。そういえば最近持ってきていた化粧水が少なくなったきたって嘆いていたな。まぁアイドルだし美容には気を遣うな。

「まぁ場所がわかったんだ。また後で取りにくればいいさ」

俺達は籠一杯に果物を入れると来た道を戻る。お昼は久々の瑞々しい果物に皆舌鼓を打った。

「ねぇ恭也さん。この後時間ある?」

お腹いっぱいになり、少し寝転んでいると詩織が話しかけてきた。

「まぁあるけど、どうした?」
「良かった。実は伊織と一緒に日頃の感謝を込めてマッサージをしようと思ってるの。他の人にはもう話してるから」
「へぇ、マッサージか。じゃあお言葉に甘えようか」

俺は疲れを癒すため詩織に案内される。少しして着いた場所は前に美咲とセックスしたあの洞穴だ。

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