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無人島のビッチ達
官能リレー小説 - ハーレム

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無人島のビッチ達 15


うむ、うまい!海老もシャコも食べごたえ抜群で、潮汁は魚のアラから出汁を取ったのか風味がよい。塩焼きも身が肉厚で旨味が口の中で弾ける。
俺達は久しぶりにお腹いっぱいになり、満足して寝ることができた。




「じゃあ、行ってくるぞ」

翌日、日の出と共に俺は島の探索に乗り出した。今までは拠点の洞窟周辺の海岸しか調べてないので、今日は海岸沿いにぐるりと一周して調査しようと思う。無論一人で行くつもりではない。

「留守番よろしくー!お土産期待しといてね!」

今回は美咲をパートナーとして選んだ。理由は運動神経と体力なら六人の中で一番高いからだ。

「いってらっしゃい!気をつけてね!」

皆の声援に後押しされながら俺と美咲は砂浜から時計回りに進むことにした。

「それにしても色んなものが流れ着いてるな」

一時間程歩いたが、視線の先には枯れ枝や乾いた海藻よりも人工物が目立った。多分嵐の時に流れ着いたのだろう。

「ねぇねぇ恭也!これでビーチバレーできるんじゃね?」

何処から拾ってきたのか、美咲がシワシワのビーチボールを掲げて持ってきた。


穴は開いてないから使えるには使えるが、今は必要無い物だ。

「美咲、今回は島の調査だから余計な荷物は増やしたくないんだ」
「え〜、ケチー!」

いやそんな頬を膨らませて拗ねなくても……

「…まぁ軽いものだし、空気を抜いて折り畳めばかさばらないだろうし」
「やった!」

うーん、甘いな俺。でも考えればセックス以外の息抜きにはなるだろう。
その後も休憩を挟みつつ俺達は日が暮れるまで歩き続けた。途中使えそうなトランクが二つあったが、まとめておいて後で取りに来ることにした。




「ふむ、こんなものか」

日が沈み星空が輝きだした頃、俺は手頃なヤシの木の間にロープと網を使って簡単なハンモックを製作した。美咲には火の番をしてもらっている。

「おーい美咲、そっちはどうだ?」
「いい匂い。そろそろ焼けそう!」

今回の探索には数匹の干し魚と水、新しく作った石ナイフとロープと網をホースシュー(布や服で荷物をくるみ、両端を縛り肩掛けする)に入れてそれぞれ持ってきている。

「ところでさ、なんでハンモックが一つだけなの?」
「……丁度いい間隔の木があそこしかなかったんだ」

まぁロープも網も漁業用のものみたいだから丈夫だし、二人分寝れるスペースはある。

「あ、言っとくけど今日はセックスはなしだぞ。明日も調査の為に歩くからな」
「うーん、まぁいいかな。あたしも今日は疲れたし体力温存ってことで。ところでさ、これ食べれるの?」
「ハマボウフウとハマダイコンだ。生で食べられるぞ」

どちらも浜で見つけた食べられる野草だ。ハマボウフウはシャリシャリとした食感でハマダイコンは少し固いが味は大根そのものだ。
なので今日のメニューは干物と浜の野草のサラダだ。

「ん、うま!このサラダ最高!」

どうやら美咲の口にあったようだ。まだ浜辺には沢山生えてるからいくつか桃にもって帰ろう。皆喜ぶぞ。

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