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オタク女子に囲われました
官能リレー小説 - ハーレム

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オタク女子に囲われました 5

「はじめまして。李衣菜さんから新しい管理人さんが来たって聞いて。ホントは昨日のうちに挨拶に行かないといけなかったのに」
「いやいや、桃原さんこそ、学業と芸能活動と両立してやってるなんて大変でしょ。昨日もお仕事だったの?夜遅くまで頑張ってるんだね」
「はい、ありがとうございます。あ、あと、私のことは美奈って呼んでもらえたら」
ぺこりと頭を下げて、にこやかに話す彼女、美奈ちゃん。可愛いし頑張り屋なのがよくわかる。

「朝ごはん食べました?」
「さっき起きたばかりだから、今から準備しようと…」
「なら私が作りましょうか!」

いきなりの、そして予想外の提案。

「えっ、いや、そんな、そこまでは」
「いえ、作らせてください!これでもちゃんと料理はできますので!」
「そ、そういうわけじゃ…なんか申し訳ない…」
「任せてください!パンと卵は…私のとこから持ってこようっと」

そう言って美奈ちゃん、いったん自分の部屋に戻って、またやってきて俺の部屋のキッチンを使って手際よく料理し始めた。


「〜〜♪♪」
鼻歌まじりに料理する美奈ちゃん。
なんだろう、何も言ってないのに俺に良くしてくれる子ばかり…こんな至れり尽くせりな生活でいいのかな?叔父さんが知ったら、どう思うだろう?

「できましたよっ!」
「ああ、ありがとう」
美味しそうなベーコンエッグサンドが出てきた。ついでにコーヒーまで入れてくれて。

「美味しそうじゃないか」
「えへへっ、自信作ですっ」
早速頂く。
見た目もなかなかだが、味は更に良い。
相当多忙だろうに、しっかり者なんだな、美奈ちゃんは。

「こんなに料理が上手だし、美奈ちゃんってきっとモテるんだろうね」
「よく言われます。でも、全然ですよ〜」

ええー、マジかい。
こんないい子がフリーだったら、間違いなく猛アタック駆けてるだろうな…俺が今大学生だったらの話だけど。

「管理人さん、誰かいい人いたらお願いしますねっ」
「俺、友達いないから、あんまり期待しないで…」
お互い笑い合う。
初対面からすっかり仲良くなれたところで朝食も平らげてしまう。

「今日は大学?お仕事?」
「午後からグラビアの撮影があって、昨日よりは遅くはならなさそうですけど」
「頑張ってね」
「はい!」

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