PiPi's World 投稿小説

オタク女子に囲われました
官能リレー小説 - ハーレム

の最初へ
 -1
 1
の最後へ

オタク女子に囲われました 1

28歳、求職中、彼女いない歴=年齢

そんな俺にアパートの管理人をやってくれないかという依頼がやってきた。
依頼してきたのは、年に数回くらいしか会わない叔父。親父の弟で趣味嗜好が合う人で、個人的にはいい人だと思っている。ただ親父は俺に「アイツには関わるな」と毛嫌いしていた。

まあ無職のまま実家にいるのもなんだしどうせ家を出て行くんだからいい話をくれた叔父さんに頼ってみるのもアリだろう。そう思って話を進めた。


「ありがとう。彰人くんなら話を受けてくれると信じていたよ」
「でも、叔父さん、なんで今になって急に」
「ああ、ちょっと身体にガタが来たのか、まあ不摂生が祟ったんだろうね。しばらく入院しないといけなくなった。もしかしたらこうして会うのも最後かもしれない」
「えっ…」

「彰人くんならきっとうまくやっていけるさ。僕みたいに見た目も醜くないし住人の子たちもきっとすぐに受け入れてくれるはずさ」
「住人…どんな方々なんでしょう」
「彰人くんなら興味のある世界の子たちさ。それと、みんな若くて綺麗な女の子だよ」

叔父さんは住人のリストを俺に渡し、これから病院だ、と言って去っていった。

叔父さんに渡されたアパートの住所と地図をもとに、その場所へ向かう。

「確かに、住人はみんな女の子だ。職業は…なんか偏った世界だな。でも、話が合う子もいるかも…」

せっかくだからリストに載った住人を紹介しておこうか

101号室 桃原美奈(20) コスプレイヤー兼グラビアアイドル。現役女子大生
102号室 新井真白(18) eスポーツプレイヤー
103号室 佐久間萌花(23) 声優
201号室 倉沢詩織(27) 漫画家・イラストレーター
202号室 平野理美(23) アニメ制作会社社員
203号室 村上李衣菜(21) メイド喫茶勤務



ふむ。
なかなかのメンツが集まっている。職業もいろいろ。叔父さんは住人たちの顔写真もくれた…いったいいつ撮影したんだろう。皆可愛い。美人。

『彼女たちの要望にはできるだけ応えてやってほしい。あとそれぞれの仕事については理解しているので基本住人の仲は良い。生活時間が違う子もいるから、それも理解してやってほしい』
叔父さんはそうも言っていた。

俺は期待と少々の不安を持って、そのアパートのある場所にやってきた。


「まあ、悪くないかな」
駅から歩いて10分ほど。コンビニが2件、スーパーもある。叔父さんが使っていた管理人室と呼ばれる部屋も意外と広く、家具や家電も新しめ。

「ただ、大掃除は必要だな」
自堕落な生活を送ってきた叔父さん…それゆえ身体のどこかに変調でもきたしたのか。ゴミ屋敷とはいかないまでもあちこちにゴミが散乱しているし煙草の匂いも酷い。これは何とかしないといけない。

「まいったなぁ」
何から手を付ければいいのか困っている時であった。

「あっ……あの、新しい管理人さん、ですか?」

SNSでこの小説を紹介

ハーレムの他のリレー小説

こちらから小説を探す