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オタク女子に囲われました
官能リレー小説 - ハーレム

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オタク女子に囲われました 4

うーん、笑顔が素敵だ。
学生時代も社会人になってからも女性とうまく喋れた経験が乏しい俺にとっては眩しすぎるくらいの美人だ。

「お仕事の邪魔にならないようにしないと…」
「ふふ、そんな肩肘張らなくても大丈夫だから。普通に気軽に接してくれたらいいわ」
「は、はあ」
「そうね、なるべく配慮した方がいいのは今いるもう一人の子かしらね」

真白ちゃん、って子かな?
あの子、そんなに気難しい子だったりするのかな、不安だ…

「そんな不安そうな顔しなくていいわよ」
詩織さんに表情を読まれていたのか、そう言われる。

「アナタは真面目で素直で優しそうな人だから、きっと誰とでもうまくやれると思うわ。前の管理人さんもいい人だったけど、あなたは見た目もプラスされてるしね」
やっぱりそう言うか。
「住人みんな協力してやってるし、必要なことがあったら何でも気軽にね」
「はい」

流石最年長の住人って感じだ。
近いとはいえ年下に支えられてる感のある俺、もっと頑張らないと。

「管理人さんのお部屋のお掃除と模様替えをやってるんです、詩織さん、終わったらお茶しません?」
「あら、何なら私も手伝おうかしら」

「いいんですか?なんかすみませんね」
「仲間なんだから、協力できるときは力を貸さないとね」
「ありがとうございます」

頼りになるお姉さんといった雰囲気だな、詩織さん。

その後はそんな詩織さんが手伝ってくれたおかげもあって掃除は何のトラブルもなく終了し、新たな生活を始めるにあたって部屋をスッキリした状態にすることができた。

その後、夕食はコンビニで買ってくるか叔父さんがストックしていたカップ麺(叔父さんも俺に食べたいときには食べていい、と言ってくれた)にしようかと思っていたところになんと李衣菜ちゃんが手料理を振る舞う、なんていうもんだから思わずそれに乗ってしまい、夕食を頂くことになった。

「ホントにありがとう、李衣菜ちゃん」
「お休みの日でしたらいつでもどうぞ!」
ホントによくできた子だ。将来絶対いい奥さんになりそう。

そうして管理人生活初日は過ぎていく。
いろいろやることがあって疲れて22時を過ぎたあたりで寝てしまうのだが、残る住人の3人はそれまでには帰らなかったようで顔を見ることはできなかった(ずっと部屋の中にいたであろう真白ちゃんも)。

ゆっくりと意識が浮かび上がる。
見慣れぬ天井に、昨日からこのアパートの管理人になった事を思い出した。
とりあえず、顔洗って口の中も洗って髪型整えて…
朝飯を作ろうとすると、ドアをノックする音がした。

「はーい、どなたですか?」
「101号室の桃原です。新しい管理人さん、入っていいですか?」
「少し待ってください」

すぐにドアを開ける。
さすがグラドル。きれいにまとまった顔立ちをした、ストレートヘアをセミロングにした娘だった。
体つきも、モデルさんのような細さはなく、程よく肉のついた柔らかそうな、そして自己主張の激しい体つき。

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