オタク女子に囲われました 24
「ダメですかぁ?管理人しゃぁん…」
こちらも酔っぱらって呂律が回らなくなってる萌花ちゃん。
ウルウルした瞳でこちらを見つめ…そんな顔されると困るんだよ。ダメだなんて言えないじゃないか。
それに、可愛い下着が包んでいる胸の膨らみは、初めて会った時に想像したとおり、相当なサイズだった。
「うーん、仕方ない。ちょっとだけね」
「はい、どうぞ〜」
李衣菜ちゃんがすかさず座ろうとした場所に座布団を置いてくる。
「一緒に飲むくらい仲がいいんだね」
「はい!あとここに美奈ちゃんがいたら…でも今日は大学とお仕事とあって忙しいみたいで」
李衣菜ちゃん、理美ちゃん、萌花ちゃん、それに美奈ちゃんは仲がいいんだろう。
こうして前から女子会やって飲んだりしていたのかな。下着姿で楽しんでるみたいだし。
3人とも酒が入ってるからか、かなり機嫌が良いようだ。
お酒でほんのり赤くなって、3人共可愛いだけでなく何だかセクシーだ。そんな娘達が下着姿でいるから、俺もノリに遅れない程度に冷静でいるのが大変だ。
「ほらほら、管理人ちゃんも」
「お、おいおい」
「遠慮しないで、飲んでください」
理美ちゃんが酔った人独特のノリでチューハイを差し出すし、戸惑った俺に李衣菜ちゃんも勧めてくるし、これはちょっと付き合うか…3人の下着姿見てるだけでも可愛いし。
「どうぞ♪」
「ありがとう」
理美ちゃんの差し出した缶チューハイを受け取る。
「かんぱ〜い♪」
萌花ちゃんの甘ったるい声に合わせて皆で缶を突き合わせる。
お酒は嫌いじゃないし、この雰囲気もなんだか楽しくなってきた。
「管理人さん、理美さんや萌花さんとはあまりお話したことないみたいだから、いつかお食事の時間でも作ろうかと思ってたんですよ」
「ああ、そうなの?」
確かに2人とも初対面の時以降はなかなか話す機会がなかったから…そこまで考えてくれる李衣菜ちゃんはホントによく出来た子だ。
「えへへへへへ〜、管理人ちゃん鍛えててそうでいい身体ぁー」
俺の身体あちこちをスリスリボディタッチしまくってくる理美ちゃん。意外とムッチリしててこっちも悪い気はしないんだけど、それより
「えっと、いろいろ大丈夫?」
「まあ、普段のお仕事が大変なんだと思います」
李衣菜ちゃんはちょっと苦笑いでそんなことを言う。
この子はこの子で、相当飲んでいるはずなのに顔色一つ変わってないし言葉遣いも普段と何ら変わってないのがむしろ恐ろしい。
「管理人ちゃーん、かんりに、ん、ちゃ、………んぅ、すぅ」
「おっ、おい…」
抱き着いてボディタッチしまくってた理美ちゃんが、急に力を失って眠ってしまう。