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ハーレムなんかクソくらえ
官能リレー小説 - ハーレム

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ハーレムなんかクソくらえ 36

ほろ酔いだが、顔には出ない北河遥の涼しげな目元は、いたずらをする子供のように楽しげに細められていて、唇に浮かぶ微笑がなまめかしい。
恥ずかしがらせようと目の前でオナニーをさせてみたり、体を洗いながら弄りまわした結果、北河遥の普段はひそめている淫らな牝の本能に火をつけてしまったようだ。
じっくりと俺の感じやすい性感帯を愛撫して探しだそうとしているようだった。
俺からすれば焦らされているような感じだが、今夜は北河遥のやりたいように身を任せることにした。
北河遥が俺の足の小指から、肛門まで舐めて愛撫する。くすぐったいような刺激に俺がつい声をもらすと、北河遥は「我慢しないでもっと声を出してもいいですよ」と囁いてくる。
未亡人の後藤さんも大胆に自分から積極的に貪るような感じで俺を愛撫してきたのを思い出した。
北河遥は若くスポーツが趣味で体力があるからか、愛撫に疲れてくるとできる隙がなかなかできない。
ディープキスをすれば、北河遥を絶頂して脱力するので、隙だらけにできるのはわかっている。
でも、それは俺としてはおもしろくない。
北河遥が俺の右の頬を撫でれば、俺は左の頬を。
北河遥が足の小指をしゃぶれば、俺も足の小指を。
愛撫をキャッチボールのように返していく。
北河遥が俺の性感帯を探すほど、俺も北河遥の性感帯に気がつくことができた。
北河遥の性感帯がいくつかわかってくると、俺の気持ちよさに合わせて、それよりもちょっとだけ気持ちよさを北河遥が感じるところを返していく。
おたがいわかりやすい性感帯の股間には、手を出さない。
焦らしあっているともいえるし、じっくりと快感を与えあっているともいえる愛撫の応酬が続いた。
しっとりと汗ばみはじめた北河遥の柔肌は、吸いつくような手ざわりになっていく。
俺の太腿に密着した北河遥の股間があふれる愛液で湿って濡れているのがわかる。
おたがいの乳首が勃って敏感になっている。体を密着させて愛撫の応酬を続けているとき、思いがけず肌にふれて快感が走ることがある。
俺の汗を舐めている北河遥は、全身がかなり敏感になっていく。
北河遥が我慢しきれずシックスナインでおたがい愛撫するころには、北河遥は感じすぎて俺を射精させるほどしゃぶり続けることができなかった。
よくがんばりました、と思いながら、俺は北河遥のクリトリスを激しく舐め転がした。
「ひぅん、あぁっ、イクッ、イッちゃうぅっ!」
北河遥は甲高い悲鳴のような悦びの声を上げて絶頂の痙攣を起こし、快感の荒波にさらわれて脱力した。
よし勝ったぞ、ってちょっとちがうが、なぜかこのとき達成感があった。
おたがい横向きでシックスナインをしていたが、脱力した北河遥が仰向けになって恍惚の表情を浮かべたまま、まだ股間のわれめをひくひくと震えさせている。
俺は身を起こして北河遥の淫らなあられもない、ありのままの姿をながめた。
「……お願い、挿れて」
北河遥が軽く両膝を曲げて、右手の指先で股間のわれめをくぱぁと広げながら、俺に小声でねだる。
俺の勃起しているものも、北河遥がしばらくしゃぶりついていたので、もう射精しないとおさまりがつきそうにない。
俺は北河遥の愛液があふれている股間のわれめに、勃起した肉棒の先端をあてがった。
「んあっ、あぁっ、気持ち……いいっ……あんっ……やぁん、一緒に……気持ちよく……なってぇ」
俺が抱きついて突きまくるのに合わせて、北河遥は身悶えて、あえぎ声を上げていた。
「あひぃ、やぁぁん、またイクッ! あぅっ、ちょうだい、中にいっぱい、ぐちゃぐちゃになるぐらい……ちょうだいっ!!」
北河遥が気持ちよすぎて、泣きながら、連続絶頂して、俺におねだりを続けた。
「遥っ、もう俺も……くっ!」
北河遥の膣内がねっとりと精液を搾り取るように俺の勃起したものを包み込んで射精へといざなう。
「ひゃあぁぁん、あっ、あぁぁっ、んあぁぁっ!」
俺が鼓動にあわせて脈打つ肉棒を北河遥の奥へ深く沈めたままじっと腰の動きを止めて、ほとばしる射精の快感に、一瞬、頭の中が真っ白になっているとき、北河遥は絶頂しながら、弓なりに身を反らせて、ひたすら淫らに悦びの声を上げていた。

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