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ハーレムなんかクソくらえ
官能リレー小説 - ハーレム

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ハーレムなんかクソくらえ 47

綾公路莉緒はおとなしそうな見た目によらず器用に車を運転しながら、助手席の俺と話している。
「勃起を促す性的興奮は、脳の中枢から神経を介して陰茎の海綿体神経に伝達されます。このため、中枢神経がアルコールで抑制されると性的興奮がうまく陰茎に伝わらず、勃起が抑制されたり、なかなか射精しないことも起こります」
「脳からの伝達?」
「勃起を抑制する伝達物質というものもあって、バイアグラ、シアリス、レビトラなどの薬はその物質の量を減らすのですが、血液を陰茎に送りやすくします」
服用後に一時間前ほどで効果があらわれ、四時間ほど効果が続くらしい。それ以上の時間も勃起がおさまらないときは、勃起機能に危険が及ぶ可能性があるらしい。
「射精してもずっと勃起させておくのは危険?」
「持続勃起症というものがあります」
射精しても四時間から六時間ほど勃起し続ける。
原因は二つある。
陰茎内の海綿体を通る動脈が外部的な要因により破れて、動脈血が陰茎に流入することで引き起こされる場合。
これは痛みはあまりなく、半勃起ほどの中途半端な勃起状態になる。
もうひとつは、陰茎内の血液の戻りが悪くなることで陰茎内が虚血状態になって引き起こされる。
静脈性持続勃起症は虚血性のもので、放置しておくと海綿体内の組織が壊死してしまう。その結果、最悪の場合には陰茎を失う危険性がある。
こちらはかなり痛みがあり、勃起状態における陰茎が通常の勃起時に比べかなり膨れあがる。
「射精したら本人の意思とは関係なく勃起がおさまるのは、自然なことです」
「そうなんですか。で、綾公路先生、これからどこに?」
「私と食事でもいかがですか?」
「綾公路先生のおごりなら」
高そうな中華料理店で、北京ダックを食べた。
「ある患者さんの治療を手伝っていただきたいのです」
「俺にできることがあるんですか?」
「もちろんです」
食事を終えて、ラブホテルの駐車場へ。
「ここから歩いて帰りますか?」
「明日も仕事があるんだが」
「会社の近くまで帰りは送りますよ」
「会社じゃなくて俺の部屋でお願いします」
「はい!」


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