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ハーレムなんかクソくらえ
官能リレー小説 - ハーレム

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ハーレムなんかクソくらえ 25

俺は会社で忙しくなったかといえば、まったくそんなことはない。各チームのリーダーは、次長の北河遥に報告を上げてくる。
俺はコンプライアンス対策部にいなくてもいいんじゃないか、と思うのだが、北河遥のストレス解消に俺が必要だと、女社長の山崎さんはわかっている。
相談員の面談チームの女性スタッフたちは、被害者の男性社員たちの心を癒してくれるだろう。
俺を含めて男性スタッフは女性を虜にしやすい体質のスタッフが集められている。
女性スタッフは男性に惚れられやすい人材、それはセクハラにあいやすい被害者の女性社員たちの新しい職場となった。
これは老舗旅館の未亡人女将の後藤さんに女社長の山崎さんが相談して、アイデアを採用したものらしい。老舗旅館の中居さんや他のスタッフも、人によかれあしかれ惚れられやすい人材を集めている。
虜になった女性は、何年かセックスし続けると特殊な体質の人を直感的に見分けることができるようになる。
英語講師のエミリーさんが女社長の山崎さんにスカウトされ、転職して同じ会社の人事部で働くことになった理由は、人を見分ける力があるからだった。
女社長の山崎さんが面談してもいいのだが、多忙のため、人事部にエミリーさんをスカウトした。
俺の虜になった女性たちが、このプロジェクトで協力しあって連携している感じだ。
相談員たちの面談チームには元営業部の社員もまざっている。本人たちは自分の体質だと気がついていないまま、営業の成果を上げてきた。
ただ、社内の出世競争で派閥間のなりゆきで活躍の場から外された社員たちもいる。
そのまま他の会社に転職されるよりは、パワハラで閑職に追い込まれた体験を生かして、困っている社員の応対をするほうが本人たちも、営業とはちがうが仕事のやりがいがあるようだ。
いずれパワハラ、セクハラのリスクアセスメントAIシステムが商品化されたときには、利点と欠点をしっかりと説明できる営業担当になるだろう。
試作AIシステム管理システムのスタッフは、北河遥の腕前を信頼するプログラマーたちが北河遥に続いて転属希望を出してしてきた中から選ばれた職人たちで、他のAIシステム開発チームよりも技術力とチームワークが格段に優れている。

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