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ハーレム国家-建設編-
官能リレー小説 - ハーレム

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ハーレム国家-建設編- 97

キャンプを出て、辺境である準大陸西部の帝国に従わない遊牧民達の元に逃亡する道…だが、それは帝国に公然と反逆する事である。
見つかれば命は無い…
だが、ラングは『家族』であるバルカ家の母娘をこれ以上、悲惨な思いをさせたくなかった。
同じ悲惨な思いなら、帝国に反抗する道を選ぼう…家族を守る為に…
ラングの決断に、難民キャンプにいた何人もが同行を申し出た。
その中には、パームシュフェルトもいたのだ。

そして、ラングは12歳の時、家族と志を共にする仲間達と共に難民キャンプを出て行きマニシュの助言でマニシュ達の亡き夫アイギスの友人にして准大陸西部の有力部族アルハラン族の族長バヤウェルの元に向かった。
その間の旅は長く熾烈を極めたが、ラング達は挫けず苦難の末にアルハラン族の勢力圏に辿り着き、バヤウェルと出会った。
バヤウェルはラング達を快く受け入れ保護をし自分の支配下の村に住まい等を提供してもらいやっと安住の暮らしを得たのであった。
そこでラングは真の友になるクラウキース達と出会い馬術や戦術等の技術を身につけた。
そして、話を元に戻す。
「マユラとメイなら子供部屋で遊んでるわ。」
エミリアはお腹を摩りながら優しく微笑み答える。
「そうか子供部屋か、ちょっと驚かすか。」
ラングはエミリアからマユラとルイの居る所を聞くなり大急ぎで子供部屋に向かった。
マユラはラングが難民キャンプ時代にエミリアと設けた最初の子にして娘で現在12歳でメイはラングが20歳の時にエミリアとの間に設けた娘で現在4歳ある。
〜子供部屋〜
「ねえ〜お姉ちゃん、パパ今日は来ないのかな。
パパと遊びたいよ〜ねえ〜ママに相談してお願い。」
絵を描くのを飽きた甘えっ子のエミリアの次女メイは父親のラングが来ないのか姉に聞いて来る。
「来ないわよメイ。父さんは王様になる準備で忙しいのよ。母さんに我儘を言っちゃ駄目よ。」

我儘を言い始めたメイにエミリアの長女マユラはラングは忙しいと言い母エミリアにラングをここに来させようと言うメイを諌める。
マユラは外見はエミリアに似てかなりの美少女だが、性格は生真面目で気が強く毅然としていたが、一方では乗馬等アクティブな事を好みラングに似たのか面倒見が良い一面を持っていた。

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