PiPi's World 投稿小説

ハーレム国家-建設編-
官能リレー小説 - ハーレム

の最初へ
 89
 91
の最後へ

ハーレム国家-建設編- 91


「リルナ、戴冠式の警備では死角等に十分気を付けないと駄目よ。」
「シーラお姉様解りました。」
シーラは部屋でリルナとラングの戴冠式の警備の配置の打ち合わせをしていた。
ガチャ!!
「シーラお姉様、失礼します。」
すると、そこへ戴冠式の要人警護のリストを編成していたミッチェルが入って来る。
「あら、どうしたのミッチェル。」
「ラング様から、執務室に来てくれとの事です。
何かお姉様に話があるようです。」



ミッチェルはシーラの部屋に入るとシーラにラングの用件を話す。
「・・・解ったわ、直ぐにラング様の所に行くわ。
リルナ後はお願いね。」
「はい、お姉様。」
シーラはラングの用が何なのか解らなかったが、ミッチェルに案内されラングの部屋に向かう事にした。
〜ラングの部屋〜
コンコン。
ガチャ!
「ラング様、お姉様を連れて来ました〜」
「ミッチェル、ありがとう。それと、悪いがシーラと話があるからリルナの手伝いをしていてくれ。」
「解りました・・・・・?」

ガチャン。
シーラを連れてきたミッチェルは部屋をノックして開けるとラングはミッチェルに礼を言うとミッチェルにリルナの手伝いをしてくれと命じるとミッチェルはラングの浮かない顔が気になったが、直ぐ部屋を出た。
「・・・・・・・」
「それでラング様、お話は何です?」
「俺、ガルロアの再侵攻が終わったら王位をバーンに譲ってお前やマリオンやパーム達とのんびり暮らそうかと思うんだ。」
「ラング様・・・」

言おうと悩むラングだったが、シーラが優しく尋ねるとラングは意を決したのか、ラングはシーラに帝国の再侵攻が終わったらバーンに王位を譲ってお前やマリオンやパーム達とのんびり暮らしたいとシーラに言う。
今回の事は流石のシーラも驚く。
「ラング様、行き成りどうしたのですか、ラング様は立派に王をやれます。
もしかして、この間の暗殺未遂事件ですか・・・」
ラングの余りの思いがけない言葉にシーラは驚きラングは王をちゃんとやれると言う。
そして、ラングの迷いはこの間の暗殺未遂事件が尾を引いたのかと尋ねる。
「違うってシーラ、それは関係ない。」
ラングはシーラの早とちりに困り否定する。

SNSでこの小説を紹介

ハーレムの他のリレー小説

こちらから小説を探す