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ハーレム国家-建設編-
官能リレー小説 - ハーレム

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ハーレム国家-建設編- 87

「取り逃しは無いな。
 捕虜は全員捕縛したな。」
「はっ異常ありません。」
「よし、王宮に気帰還する!!」
デュックが確認の点呼を取るとダイクは異常ないと言い
デュックは帰還の命令をする。
こうして、深夜のムルド街で起きた大捕物は王都守備隊の圧勝に終わりデュック率いる王都守備隊は暗殺団の頭と幹部達を捕虜にしてキャスカイン宮殿に帰還した。
守備隊がアジトを出た時には日の出が出ていた。

〜昼頃、ラングの執務室〜
「そうか連中はやっぱり、ガルロア宰相アンリが俺を暗殺する為に雇った暗殺団だったのか・・・」
「うむ、妾とデュックの尋問(苛烈な拷問)であっさり口を割ってのう。」
「戴冠式も油断出来ませんわね。
 式典では今以上の警備の強化を行いましょう。」
昼食を終えたラングとシーラはシュザクから例の暗殺団の目的や背後に誰が控えているか報告を聞きシーラは警備の強化を進言する。
「そうじゃな…今回の出来事は妾の油断も原因じゃ。」

「まあ、シュザク済んだ事は気にするな。」
「そうですシュザク様のせいじゃありません。
私が居なかったのが行けないのです。」
「シーラ気にするでない。おんしは巡察の後処理で遅れたのじゃ仕方無い。
しかし、ラングに励まされるとは生きておると意外な事が起きるのう♪〜」
「なんだと不老長寿のオババが」
「ふっはははは尻の青いガキがよう言うのう。」
ラング暗殺未遂にシュザクは余りの平和な雰囲気に危険を察知する勘が鈍った事を反省してる所ラングとシーラはそんなシュザクを励ました。
因みにシーラは宴の時、巡察の後始末などで一日遅れた為に宴には不参加なのであった。
そして、ラングがシュザクに不老長寿のオババという暴言を吐いたが、これは事実である。
シュザクは作中で28歳と書いてあったが、これはシュザクの自称なのである。
シュザクは今から500年位前、生まれ育った東の国の王に仕える才色兼備の女官であったが、王は宮廷の勢力争いに敗れ自決しシュザクも後を追い自殺を図ろうと入水自殺をしたが、さる高名な仙人と人魚に助けられ一命を取り留めた。

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