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ハーレム国家-建設編-
官能リレー小説 - ハーレム

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ハーレム国家-建設編- 84

そのアウローラの横に、ジュリアンがやってくると、耳元で聞こえる程度の声で言う。
「わたくしも彼女同様、両親を殺されて奴隷にされましたわ…まあ、わたくしこんな性格だから、もっぱら犬相手のセックスを見せ物にされましたけど…別に恨む気はありませんわ…そのお陰で、陛下の近い所でお仕えする事ができましたから…」
それだけ言うと、ジュリアンはアウローラから離れる。

「ラング、この小娘二人どうする。
きっと他にも仲間がいるみたいだから。
さっさと吐かせようぜ。」
椅子にドカッと座ったマリオンはそう提案する。
「そうだな、事が事だからなシュザク後は頼むぜ。」
マリオンの提案にラングは許可すると二人の尋問をシュザクに任せる。
「心得た。じゃが、今回はわらわも苛烈に行くが良いな。」

シュザクは了承すると厳重に捕縛したマユキ、リリを数名の衛兵に護送させ尋問に向かった。
そして、尋問を受けるマユキとリリは強力な自白剤とシュザクの苛烈な尋問によって死にも等しい思いをしたのであった。
それから一時間後。
「ラング、奴らのアジトはキャスカインの東区域の旧市街ムルド街と判明したぞ。」
「ムルドか、確かにあそこは物騒だからな。
隠れ家には最適だな。シュザク、至急王都守備隊のデュックに暗殺団の逮捕を命じろ。」
シュザクの尋問と自白剤で場所等を判明するとラングはすぐ様、シュザクに暗殺団の逮捕を王都守備隊長デュックにする様に命じた。
「安心せい、それならば既にデュックに命じた。」
「やっぱり、シュザクだな。それはそうとあの小娘はどうなった。」
シュザクの気の利いた配慮に礼を言うラングは直ぐに自分を襲った姉妹の事を思い出した。
「あの間抜けな姉妹ならば、自白剤と妾の尋問で全て吐き出したら気を失って牢屋で寝ておる。恐らく2.3日は意識は出ないじゃろうな。」

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