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ハーレム国家-建設編-
官能リレー小説 - ハーレム

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ハーレム国家-建設編- 82

煮え切らないマユキにエロ面丸出しのラングはマユキにしつこく頼み込もうととすると。
ガシャン!!!
「ラング王!!トラシル家の仇!!!観念しろ!!」
ラングのしつこさとエロ面に切れたマユキは杯を投げ捨てラングに斬りかかる。
ヒュン、ヒュン、ヒュン。
「腕は少しあるけど、隙だらけだな。」
「何をこの外道!!」

袖に隠していた短剣でラング斬りかかるが、ラングはそれをあっさりと紙一重で交わし余裕の状態であったが、マユキは更に切れてラングに斬りかかってくる。
「俺に気を取られてるこうなるよ。」
「なにを!!この・・きゃっ!!!」
ドゴーン!!!
ラングの挑発にムキになり更に攻撃をしようとすると首根っこと脚を捕まれて投げ飛ばされた壁に直撃した。
「ラング、大丈夫かい。」
「おお、マリオン助かったよ。」


多少呆れた顔でマリオンはラングに言う。
「自分で何とかできたのに、暗殺者で遊ばないでくれ…」
「悪い…あんまり素人臭くて、ついつい遊んじまったよ」
全く悪びれず、ラングは豪傑笑いでマリオンに返す。
「いつまでも馬鹿やってる立場じゃないだろ…そんな馬鹿やられたら、アタシみたいな妊婦だっておちおち休んでられないだろ」
呆れ顔のマリオンは、臨月間近のお腹を優しく撫でながらラングに言い返す。
先程の動きは、全く臨月腹の妊婦とは思えぬ動きであった。

妊娠しながらも、準大陸解放の最後の戦い…キャスカイン攻略戦にて、最前線で指揮を取り続けた女傑だけはあった。
流石にマリオンと言うより、お腹の子供に悪いと思ったのか…ラングもマリオンを抱き寄せ、大きなお腹に手をやる。
「いや、すまねえなマリオン…お前には、元気な子供を産んで貰って、また子作りしてもらえねえといけないもんな」
「そうだぞ、ラング…アタシはラング子供何人でも孕んでやるつもりなんだから大事にしろよ」
抱きつき頬に唇を寄せ、マリオンは猫のように笑う。

「そうだな…十人ぐらいは産んで貰わねえとな…だから、早くこの子も産んでくれよ…次がつかえちまうぜ」
ラングはそう言ってマリオンの唇を奪うと、ドレスの豊満な胸元に手を突っ込み、直接柔らかな乳塊を揉む。
「あら、そんだけでいいのかい?…ラング、アンタは王様なんだからさ…『マリオン、一生涯…俺の子を孕み続けろ』ぐらい言いなよ」
どうやら一枚上手のマリオンに、ラングもやられたような笑顔で答えるしかない。
「マリオン…陛下を独り占めなんてズルいですよ…」

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