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ハーレム国家-建設編-
官能リレー小説 - ハーレム

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ハーレム国家-建設編- 78

「ケシュマルに行く前、カタリナの仕入れた情報とアウローラからケシュマルとガルロアの関係を聞いたのじゃが、ガルロアはここ数年ケシュマルの経済基盤の中継貿易を締め出しを行う為に航海法を制定しておっての〜
ケシュマルも相当恨んでおったようじゃ。
そこへガルロアの台所であったオーディエンス準大陸を独立させた妾等に目を付けての先行投資じゃ、
お陰で交渉は随分と上手く言った。」
シュザクはケシュマルがオーディエンスに好意的なのかを説明する。
「そうか、カタリナとアウローラには感謝しないといけないな。」
「そうじゃな特にアルローラ、彼女はガルロアの人間ながらよく言ってくれたものじゃ。」
二人に陰の助力に多いに頷きラングにシュザクもアウローラの決断に感謝の思いで一杯であった。

「戴冠式ではメルディア教団聖巫母シルビア聖下が出席してお前の頭に冠を被せてもらう。
これでオーディエンス準大陸はオーディエンス連邦王国という一つの独立国家になる。
これでガルロアへの時間稼ぎに少しはなるじゃろう。」
「王様か…謀反人の烙印を押されたマルシュの小僧が王なんて人生わかんね〜な。」
ラングに戴冠式の事を話しオーディエンスは連邦国家という一つの国なる事を説明するとラングは謀反人の烙印を押された自分が王になる事に少し戸惑っていた。

「じゃが、お前がやらねば準大陸に平和は訪れぬ。
それに逃げたら今まで死んでいった者たちを裏切る事になるぞ。」
「ああ、分かっている。」

シュザクはそんなラングを見て笑みを浮かべる。
シュザクの言う通り、独立戦争時は、謀叛者呼ばわりされたが、準大陸の誰もがガルロアからの解放に歓喜し、彼を英雄と崇拝すらしている。
ラングの戴冠も、準大陸全土の願いと言っても過言でない。
「陛下…だからこそ、巡察でも数多くの娘達が、陛下の寝所に参ったのではごさいませんか!」
そう言うアリッサの言葉に悪意は無い。

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