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ハーレム国家-建設編-
官能リレー小説 - ハーレム

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ハーレム国家-建設編- 77

鍛え込まれたアリッサの身体で、唯一に近く柔らかな胸を手で触り、アリッサの頭を撫でながら言う。
「まあ…可愛いアリッサがここまでやってくれるんだから、俺は幸せ者だな…また頼むな、俺の近衛隊長殿…」
ラングの言葉に表情は変えぬものの、頬を少し赤らめるアリッサの目は満足げに細められる。

この後、生涯に渡ってラングに忠実で、奴隷メイドに匹敵するぐらいのぞっこんぶりに、あのシュザクをしてお目付け役の余りの変化に頭を抱えてしまうのであった。

逆にラングは素直になったアリッサに大喜びであったのは言うまでもない。
ラングの一か月に渡る巡察は予定通り無事に終わった。
そして、ラングがキャスカイン宮殿に入ると文官からの報告でケシュマル王国に使者として向かっていたシュザクとユーリアが戻ってきた事を聞いたラングは大喜びし直ぐ様、シュザクが待っている謁見の間に向かった。
「よぉ、シュザクお帰り〜んでその分だとケシュマルは上手く行った様だな。」
「何がよぉ、お帰りじゃ、もう少し王らしい言葉を言えぬのか・・・まあ、なんとかなったぞ。」
帰ってくるなり呑気な態度のラングにシュザクは少し呆れるが、気を取り直しケシュマルとの交渉を説明する。
「ふんふん、つまりケシュマルは俺達と五分五分の通商協定を結ぶ事。
そして、俺らを牽制する為にガルロアが依頼した大陸沿岸の海賊団をケシュマルが潰して潰してくれるのか、結構良い条件で協力してくれたな流石はシュザク、ユーリアありがとな〜」
シュザクからケシュマルとの条約締結が思ったより成功してラングはシュザクとユーリアに抱き付く。
「これ、昼間から止めぬか!!!」
「そうですお兄様、、まだ駄目ですよ。」
「まあ、良いじゃん怒んなよ二人とも〜
でも、ケシュマルの連中は何で俺らにここまで好意的なんだ?
いくら、シュザクの交渉能力が優れてても好条件過ぎる。」
いきなり抱き付かれ怒るシュザクとユーリアにラングは直ぐに離して宥める。
そして、ケシュマルのオーディエンスへの思わぬ好意に驚くラング。

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