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ハーレム国家-建設編-
官能リレー小説 - ハーレム

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ハーレム国家-建設編- 68

今まで黙っていたエスカリィーナがレダとメルの仕置きを志願してきたその口調は穏やかだが、何処となく嬉々としたものが籠っていた。
「エスカリィーナ義母様がですか・・・まあ、二人は義母様の娘ですわね、わかりました。」
エスカリィーナの介入に一瞬目を丸くしたアイラであったが、義母であり上司の奴隷メイド長のエスカリィーナに逆らう理由はなくあっさり鞭を渡した。
膝の上のバーンをサラに預け、鞭を二つ受け取ったエスカリィーナは、何時もと変わらない優しい笑顔でレダとメルに近寄る。
因みに、バルカ家ではエレノアや普段性格のキツい娘達より、怒らせるとマニシュやエスカリィーナが一番恐いと言われている。
実際、彼女達二人を怒らせる子達はいない…それはラングやバーンも含めてである。
その上、己の強さだけでなく指導にも定評があるアイギスに鍛えられた母達は…相当に強い。
マニシュもまだシーラと互角に闘えるぐらいなのだ。

元々旅の踊り子一家の産まれで、踊りには定評のあるエスカリィーナの得意演舞は『剣舞』…当然、元から剣の素質はあったし、アイギスに鍛えられてかなりのレベルに達している。
娘達もそんな母達の実力を知らない訳では無い。
むしろ普段動かないエスカリィーナが動いた事に、当の双子だけでなくエレノアや娘達まで緊張が走る。
バーンを抱っこして幸せな妄想の中に入り込んでしまったサラは蚊帳の外だが…

微笑みながら双子に近づくエスカリィーナが声を上げる。

「えいっ!!…」
「「ひあっ?!…」」
気合い一発…ただしレダとメルからは妙な声。
それもその筈…エスカリィーナは双子を叩いたのではなく…鞭の柄の部分をア○ルに突き刺したのだ。
驚いたのは、突かれた本人だけでなく、そこにいた全員が呆気に取られた。
その中で、いち早く我に返ったのはアイラだった。
「おっ!…お母様っっ!!…」
半分涙目、涙声でアイラが叫ぶ。
叫んで背中からエスカリィーナの巨大な乳肉を鷲掴みする。

「やんっ♪」
少しミルクを噴きながら、意外と可愛い声で身を捩るエスカリィーナ。
「お母様っ!、『やんっ♪』じゃないですっ!!…なっ、何て事してくれたんですかぁっ!!…あの鞭っ!、私の愛用の鞭っ!…よりにもよってア○ルなんてぇっ!!…あの娘達のア○ルにハマったのを握れっておっしゃるのですかっっ!!!…」
凄い剣幕で捲し立てるアイラ…これじゃあどっちがお仕置きか解らない。
エスカリィーナはアイラの剣幕に押されながらも、多少誤魔化すような微笑みで返す。

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