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ハーレム国家-建設編-
官能リレー小説 - ハーレム

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ハーレム国家-建設編- 54

ラングの突然の行動に顔を少し真っ赤にしたシーラ。
「ごめんよだって俺、シーラが欲しくなったんだよ。」
だが、ラングは悪びれる事無くけろっと答えた。
「でも、まだ宴の途中ですから続きはベットでしましょうね。」
「うん、解った。じゃあ後でね。」
ラングはにこりと答えるとシーラの胸と尻を揉んでた手を放し席に座った。
プライベートでは我儘な赤ん坊化するラングだったが、それでも幼馴染でもあり姉の様なシーラの言う事はちゃんと聞くのであった。
シーラとじゃれ合ったラングは、さっきのアリッサの件で意気消沈していたライナの方を見て笑顔を見せる。
「ライナ、本当に楽しい宴だ、感謝するよ…勿論、皆の者にもだ」
ライナは抱き寄せ、ライナの部下達にも笑みを見せて感謝の言葉を口にするラング…それがさっきまでの少し重くなった空気を和らげ、ライナ達は頬を赤らめながらラングを見返す。
女の子に対しては、素晴らしい限りの心配りができる所が、ラングが女たらしたる所以であった。

その後も宴が続き、夜が更けて来た頃…
黒騎士こと武装メイド達は退席し、控室に集められていた。
「シュザク様からは、ラング様が文武官達を妊娠させる事が無いよう、必ず私達が前もってお相手するように仰せつかっています…」
シーラが全員を見渡しそう言う。
妊娠の心配の無い彼女達がまず相手をしてラングの精を抜いておく事は、シュザクから強く要請されていたし、実際このままラングが城の女達に襲いかかれば、間違い無く明日は潰滅的な状況になるのは目に見えている。

それを防ぐ為に、この後も風呂からベッドまでの間に何回か抜いておく必要があった。
「…それは結構な事だが…何故私までこの場に呼ばれた?」
黒騎士の中に一人だけ白騎士…アリッサが多少不機嫌な表情でシーラに聞く。
「ラング様のリクエストです…それに国王陛下の最も近い存在である近衛軍団長としては、当然ではないでしょうか?」
シーラはニコニコしながらアリッサに答える。
それにアリッサは、珍しいぐらい真っ赤になりながら反論した。

「だいたい私が相手しなくても、黒騎士は美女揃いではないか!…私が陛下を満足させられるとでも思って言っているのかっ!」
性行為の経験はあるが、全くの不感症であるアリッサにとっては、身体を求められる事は正直困る話だった。
胸を触られてもくすぐったいだけ…秘部は触られても痛いだけで濡れる事すらない。
指を入れられただけでも痛いぐらいだけに、ペ○スサイズになると激痛そのものである。
どんな薬も彼女の身体を治す事は無かったし…彼女自身、女としての自分を諦めていた。

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