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ハーレム国家-建設編-
官能リレー小説 - ハーレム

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ハーレム国家-建設編- 44

練兵場に現れたラングは、アウローラの真っ赤な太ももを見ると、引き寄せて後ろを見る。
パンツ越しにもハッキリ判る真っ赤な尻…ラングはアウローラに笑みを見せて言う。
「乗馬の練習か?…こんなになるまでやったんだな…」
「はい…馬に乗れなくては、武装メイドにはなりませんので…」
よしよしと頭を撫でられると、アウローラは胸の辺りが締め付けられるようになり、涙が込み上げてきそうになった。
その様子をシーラ姉妹や、付き添いで来たマニシュが優しい笑みで見ていた。

そして訓練は軽いウォーミングアップから始まり、ラングは刃挽きの大剣を持つ。
「シーラ、相手してくれ」
「はい、ラング様」
ラングはシーラを指名すると、大剣を片手で振り回す。
ブウン!と、空気を真っ二つに切り裂いたような重い音…並の男なら両手で扱う剣を、ラングは片手のみで空を切り裂くような速度で振るう。
彼の信じられれない膂力に、アウローラは言葉さえ忘れる程驚いた。
「私達じゃあ…ラング様との相手には役不足すぎるのよ」

驚くアウローラにミッシェルが苦笑気味に言う。
「ラング様と互角に訓練できる相手なんて…ここではマニシュ母様、シーラ姉様ぐらいしかいないものね…」
ミッシェルの言葉にリルナも同調する。
アウローラにとっては更に驚きである…彼女が敵わないジュリアンやミーアもこの二人には全く歯が立たない。
その二人が役不足と言うのだ…戦場の鬼神ぶりは知ってる積もりだったが、ここに来て穏やかなラングしか見ていなかったから、戦場で見たラングとイメージが一致してなかった。

そのラングと対峙するシーラは、同じく大剣を両手で構える。
アウローラでさえ邪魔に感じる豊かな胸…そのアウローラより豊かな胸を持つ娘達がそれを苦にはしていないが…シーラはそれ以上、超乳の域に入る。
シーラは訓練中ほぼコーチ役で、実践的な訓練はアウローラが見るのは初めてだった。
「行きますっ!」
そう言った瞬間…信じられない速度でシーラが動く。
動くと同時に超速の突きの乱れ撃ち…剣先が残像を残すような突きを連続で撃ち込む。

その速度にも驚きだが、ラングは少しのバックステップで避け、下段から斬り上げる。
重い風切り音にシーラは後ろに大きく跳び避ける。
だが、ラングはとんでもない速度で前に踏み出すと、空中にいるシーラを返す刀で斬りつけた。
シーラは剣を身体に固定するようにしてラングの剣を受けて後方に跳び、上手く着地して構えるシーラ…巨大な胸をものともしないシーラも凄いが、ラングはそれ以上であった。

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