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ハーレム国家-建設編-
官能リレー小説 - ハーレム

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ハーレム国家-建設編- 5


…かつて解放軍で軍を率いた男は、ラングを含めて4人だけになっていた。
そして、ラングがオーディエンスの国王に即位するのと同時に他の3人の男が公爵に就任する事も決まっていて、彼らはラングが就任の日までそれぞれの任地に向かっていた。
だからキャスカイン総督府…新たにオーディエンスの王城となるこの城には現在の所、男はラングしかいない状態なのだ。
それだけにシュザクはラングを暫く大人しくさせるべく挑んだ訳だが…数時間後、自分が甘かったと思い知らされるハメになった。


「あッ!?あッあッ、ああッ!?らっ、ラングっ!!
 も、もう許し・・・てりゃあぁぁッ!?」

何回目になるのかもわからなくなった絶頂に、シュザクは必死に許しを請う。
だが肝心のラングはそれを許すことはない。

「おいおい、もうギブアップかよ?まだ根を上げるのは早いぞっ!?」

ラングはそう言って腰の動きを早めると5回目の射精をシュザクの子宮目がけて打ち込んだ。

「ひあぁッ!?も、もう許してッ!?
 お、おなかいっぱ・・・いやあぁぁッ!?」

ドクンドクンドクン・・・。

心臓の鼓動を思わせる生命の力強い脈動が、シュザクの身体を蕩かし、あふれ出る精液が脳髄を麻痺させる。
ラングと肌を合わせるのはこれが初めてだったシュザクだが、彼は彼女の予想を大きく上回る性豪であった。
もちろんシュザクとて只者ではない。
ここに流れ着く前は娼婦まがいのこともしていたし、房中術という東洋の神秘の技も体得していた。
しかしラングには彼女のあらゆる技が通じなかった。
天然なのか、経験のなせる技なのか。
彼の身体は的確にシュザクの弱いポイントを見つけては執拗に攻撃し、圧倒的なタフネスと精力で彼女を圧倒した。
ホントは自分のテクで精を絞りつくした後、メロメロにさせておとなしくさせようと思っていたのに・・・。
とんだ計算違いもいいところであった。

「しかしなかなかすごいな、シュザク」
「あ・・・はぁッ?何・・・がぁ・・・?」
「おまえの身体だよ。
 元々解放軍にいたみんなは鍛えてたからいい身体してたけど、おまえのはみんなのそれを超えてる」

ラングはそう言いながら、再び腰をゆるゆると動かし始める。
「や・・・あぁン、ダ・・・メぇっ。放・・・してぇ・・・っ」
「まだまだこれからだって。
 せっかく惚れていた女と一緒になれたんだ。
 今晩は朝まで付き合ってもらうぞ!?」

惚れていた女と一緒になれた。
その言葉に身体のみならず心までが跳ね上がる。

「やぁ・・・ン、うそ・・・つきぃ」
「うそじゃないって。マジマジ、大マジだって」

軽いながらもうそ偽りない言葉に、シュザクを構成する全ての要素が歓喜の悲鳴を上げ始める。

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