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ハーレム国家-建設編-
官能リレー小説 - ハーレム

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ハーレム国家-建設編- 40

「そうですか、お二人方がそうまでも言うならば解りました。」
ジュリアンは二人の答えに満足したのか、そのまま部屋を静かに去っていった。
そして、ジュリアンが去っていった後、ベッドの上でうつ伏せになっていた。アウローラが二人に話しかけた。
「リルナ様・ミッシェル様、お願いします。また、乗馬のコーチをお願い出来ませんか。」
ジュリアンに徹底的に言われるがままに腹が立ったのか少し涙眼のアウローラ。
どうやら、ジュリアンのキツイ言葉が彼女に火をつけたようであった。
「・・・・わかったわ、じゃあ暫く休んだら練習再開をするわね。」
アウローラの言葉に打たれたのか同調するリルナ。
「いいえ、今すぐやらせて下さい。ちょうど薬が効いてきましたし。」
『この娘ってお姫様なのに結構タフね。まあ、姫将軍といわれるだけの事はあるわね。』
ミッシェルは黙って二人をみていたが、アウローラの熱意に骨があると実感した。アウローラは医務室から出て馬場に向かった。アウローラは当日までに護衛の任務が出来るくらい乗馬が上達した。最も手は血豆だらけで尻を痛めたのは言うまでもない(笑い)

一方のラングはと言えば…
「シュザクやユーリアと抱き合えなくなるなんて…寂しいな…」
出発の違いシュザク達に向かって言うラング…少なくとも、彼は心底彼女達とセックスできない事を嘆いていた。
「我が侭言うな…別に物見遊山で行くわけでは無いぞ…もっと王らしく自覚を持て」
多少呆れを混ぜて言い返すシュザク…またラングのベッドの上で彼の腕に抱かれているシチュエーションであるが、もうそれは多少諦めた。
肌を重ねていた方がラングも言う事を聞くのもある。

ラングの逆の腕で抱かれているのは、クラウディーヌの娘ユーリア…15歳の彼女は、ラングの一族『ユーリア王女』として使者の正使を勤める。
ケシュマルに対して格を重視しての正使であり…シュザクは副使になるが、彼女が実質的な交渉役である。
ユーリアも母譲りの美貌と利発さを備えているし、独立戦争後半では母の補佐を務めた事もある。
彼女の正使は、シュザクから言い出した事で…まだ若いが正使として、外交の顔になるのには分別も十分あった。

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