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ハーレム国家-建設編-
官能リレー小説 - ハーレム

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ハーレム国家-建設編- 38

シュザクはにんまりと微笑みラングに脅しをかけた。
因みに地獄のフルコースはラングの懲らしめるシュザクが編み出した究極のお仕置き方法である。
「あ〜わかってるよ…ちゃんとやるから行って来いよ。そんなに口煩く言うなよ。いってぇ!!!」
余りのシュザクの口五月蠅さとしつこさに辟易したラングは文句を言うが、シュザクは無言で手の平サイズの扇で叩き初めた。
「全く、なんじゃその口の聞き方は!!人が心配してれば好い気になりおって!!仕置きじゃ。」
「うぎゃ!!!シュザクゥ!!!やっ止めろ!!!」

その後、約三十分近くシュザクに扇で殴られた散々なラングであった。

その頃…
武装メイドとして日々訓練中のアウローラは、医務室にいた。
姫将軍と呼ばれた彼女であるが、武装メイドとしては一番実力が下…特にやった事の無い乗馬訓練には四苦八苦していた。
医務室のベッドの上でうつ伏せになり、尻を高く突き出すようにするアウローラ…その真っ赤な尻は乗馬訓練での鞍擦れだった。
基本的な女性騎兵の姿は、上半身は鎧を付けるが下半身はビキニパンツのみ…脚に脛当てを付ける程度である。
馬を制御しやすくする為に下半身は軽装なのだ。

全く慣れていない者が馬に乗ると、間違い無く鞍擦れする。
アウローラも特別にクッションを付けて貰って並足程度の乗馬だったが、お尻は真っ赤になってしまった。
同じく武装メイドのマニシュの四女、ミッシェルに軟膏を塗って貰っていた。
「…すいません」
「いいのよ、まだ慣れていないし…」
謝るアウローラに笑みを浮かべて返すのは、マニシュの三女で武装メイド副隊長のリルナである。
リルナもミッシェルも姉シーラに負けないぐらいの戦士であった。

若く綺麗で爆乳の持ち主である二人だが…姉と共にラングを補佐して戦場を駈けた猛者である。
リルナは二刀を巧みに操る剣士で、ミッシェルは弓術に優れる。
無論二人共、馬術も巧みであるからアウローラのコーチ役であるのだが…全く乗馬経験の無いだけに初日から大変であった。

準大陸の軍馬は、馬格が大きく荒々しい…特にラングの青鹿毛の愛馬、ヴァルゴは巨体の上に激烈な気性で、騎馬の巧みな準大陸人の中でも、ラング以外乗りこなせる者がいない。

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