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ハーレム国家-建設編-
官能リレー小説 - ハーレム

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ハーレム国家-建設編- 30

「どこの国でも良いが…外交関係を作っておきたいな…」
そう呟きながらシュザクは考える。
時間を少しでも稼がないといけない…帝国軍が本気になって再侵攻してこようとしているのだ。
今度こそ、このオーディエンスの運命を賭けた戦いになるだろう。
ラングの戴冠式を急ぎ、国内を一つにしておかねば…シュザクはそんな風に考えながら、二人を連れてラングの所に向かう。
内政に関して無能に近いラングだが、戦争の時の勘は鋭い。
聞けば彼も理解できるだろう…

そう思い、ラングの私室前までシュザクが来ると、武装メイド二人が彼女達を出迎える。
「総帥閣下は中か?」
「はい…寝室におられます…」
少し頬を赤らめるメイドの様子を見て、シュザクは中の様子が理解できた。
シュザク達クラスは『取継無用』となっているのでフリーパスで寝室に入れる。
一旦応接室に入り、その奥の寝室に…
その前に立つ武装メイドの顔が赤いのでシュザクの疑いはますます深まる。
だが、扉を開けると…シュザクの想像以上の光景が広がっていた。

巨大なベッドの上には…裸の奴隷メイド達がぎっしりと乗っていて、乗れない者がベッドを取り囲んでいる。
そのベッド上にマニシュやシーラやアウローラが居るのを確認し、ラングを探すと…ラングはベッドの中央でメイドを貫いていた。
ベッドの周りのメイドを良く見ると、行為の後…流石に一人を腰抜けるまで抱く愚を悟ったのか、マニシュ達が防衛線を張ったのか、ベッド下のメイド達は心地よさそうな表情で微睡んでいる。
「全く!…何考えてるのかしらっ!!」

憤慨するクラウディーヌに頷くシュザク…
「私なんか…最近可愛がって貰ってないのにっ!」
次の言葉の瞬間、そう来るかとシュザクは頭を押さえる。
クラウディーヌは憤慨しながら服を脱ぐ。
お腹は膨らんでいるが見事な身体を晒し、ベッドの上に乗り込み、ラングの隣を占拠する。
「ラング様…孕ました女は用済みですか?…ラング様が余りに冷たいからお腹の子と二人で泣いて暮らしてるのですよ」
そう言いながら成熟した大人の魅力で迫るクラウディーヌ。

「うわっ!、クラウディーヌ!!…そんな訳ないだろっ!、だいたいクラウディーヌが後宮に入るのを拒否してるんだろっ!」
クラウディーヌが来たのに気づき、彼女を抱き寄せ膨らんたお腹を優しく撫でる。
「だって…娘達と海が心配ですもの…海が穏やかになり…娘達を孕まして下されば考えますわ」
クラウディーヌはラングに擦り寄り甘えた声で言う。
その様子を頭を抱えて見るシュザクだが…隣のカタリナがスルスルと服を脱ぐ。
彼女もバルカ家の娘なのでラングの性格ぐらい熟知している。

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