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ハーレム国家-建設編-
官能リレー小説 - ハーレム

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ハーレム国家-建設編- 16

大陸では有数の巨乳であろうアウローラでさえ、ここでは普通よりやや小ぶり…オーディエンスの女性は美しいだけでなく胸が大きいのは当たり前で、大陸では見たことのないようなサイズの者も当たり前にいる。
母のマニシュがとんでもなく大きいだけに娘のシーラも巨大だし、アウローラが一番小さいぐらい他の娘も大きい。
中にはアウローラより若い…少女と呼べる娘も数人いるが、彼女達でさえアウローラより大きいのだ。
そんな見事な身体をビキニに包み、彼女達は鍛錬場に向かう。

元々、長らく出入りしていた総督府であっただけにアウローラはどこに行くかは理解できた。
恐らく中庭の一角にある練兵場であろう…
かつては彼女もそこで剣の訓練をしていた場所だ。
やはり歩いて行くと、そんな彼女の予想通りの場所に誘われる。
練兵場の奥に設けられた将官専用の訓練所…アウローラがいつも見ていた光景そのままである場所が目の前にあった。
「まずは軽い準備運動から…その後、木剣を使った訓練に入るわ…」
多少感慨に耽る彼女を現実に戻したのは、シーラのそんな声だった。

「アウローラにはミーアと相手して貰うわ…ミーアが実力的に一番下だから、最初の練習相手には丁度いいと思うわ」
シーラがそう言うと、アウローラの前に少女がやってくる。
年齢は14、5ぐらいか…小柄で可愛らしい少女であった。
「よろしくねっ!、アウローラちゃん」
屈託無い笑顔でアウローラに言うミーア…彼女はアウローラに好意的な方らしく、それも相手に決まった要因なのだろう。
「はいっ!、よろしくお願いしますっ!」
かなり緊張気味に返したアウローラをミーアはクスクスと笑う。

明らかに年下の女の子に『ちゃん』付けで呼ばれるとは思いもしなかったから面食らった所もある。
初めての出来事ばかりに戸惑いと驚きのアウローラだが…この後更に驚く事が待っていたのだ。


まずは準備運動としてランニングやストレッチ…それが終わる頃にはアウローラの息はだいぶあがっていた。
将軍として剣術の心得は十分にあると自負もしていたアウローラだが…『軽い準備運動』と言われるものでさえついていくのがやっとである程ハードだったのだ。

しかもアウローラ以外は殆どが平然としている。
決して甘く見ていた訳でないが、かなり予想外であった。
彼女の練習相手であるミーアも肩で息をしているのに多少安心したアウローラだが、それも束の間の事だった。
いざ木剣での練習に入ると…一番弱い筈のミーアはアウローラに十二分すぎる相手だったのだ。
アウローラのように訓練で鍛えた道場剣術でなく、実戦で鍛え抜かれた剣技…疾く、そして力強く彼女の急所に狙いを定めてくる。
アウローラには受けるのがやっとだった。

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