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ハーレム国家-建設編-
官能リレー小説 - ハーレム

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ハーレム国家-建設編- 129

「だったら私たちに任せてちょうだい。
 おいしいお店からかわいい小物を扱ってるお店まで、この辺のことなら何でも知ってるから」
「うふふっ、今日はある意味訓練のときより大変かもね〜?
 1日で全部回れるかな〜?」
「う。ちょっと手加減してもらえないかしら?
 私、ちょっと太りやすい体質だし、入隊したばっかりだからお財布が・・・」
「「「ダ〜メ!そんなこと私たちの知ったこっちゃありませ〜ん!」」」

クラリス・エルザ・ニーナはいたずらっぽく微笑みながらそう答える。
アウローラはそんな意地悪な仲間たちと一緒にいられることにこの上ない幸福感を感じながら、人ごみでにぎわう商店街へと消えていった。
因みにアウローラはしばらく金欠と体重に悩まされたのは言うまでもない(爆笑)
さてラングが即位の準備をしている頃、ガルロア帝国の動向はと言うと。
ー宰相アンリの屋敷ー
ここはガルロア帝国首都ソドムーアにある帝国の実質的支配者アンリの屋敷。
「反乱軍の動きには隙がないようだな。」
「はっですが、遠征軍は反宰相派で固めましたから、閣下には痛みはゼロですがね。」
このハゲ頭ながらも猛々しい男は帝国の実質的な支配者アンリと報告するのはアンリの腹心ウォーシュ。
「まあ、準大陸を手放すのは惜しいが反乱軍の勢いは止まるまい、ならばそれを利用させるまでよ。
ウォーシュ、わしはちとでかけるぞ。」
アンリは巨漢の身体を立ち上げ出かけると言う。
「御意、おでかけとはあそこですね〜」
それにウォーシュは納得する。
「ふっふふ、まあ〜そんな所だ娘と孫の顔でも見てくるだけだ。」
アンリはウォーシュの納得顔にいやらしく微笑むのであった。

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