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ハーレム国家-建設編-
官能リレー小説 - ハーレム

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ハーレム国家-建設編- 123

「わかったわアウローラ続きを始めましょう。」
「はい、シーラ様。」
アウローラの決心を知ったシーラはアウローラに続きをすると言うとアウローラは自ら起き上がった。
「ふわぁ〜シーラ、アウローラ早いな。」
二人が再稽古を始めようとすると大きな欠伸をするラングがジュリアン、ミーアを侍らせて出てきた。
二人を左右にはべらせ、しっかりと乳を掴んでる辺りは、どこをどう見ても悪徳君主のお手本のような姿である。
左右の二人は嫌がる所か、大喜びなのだが…
微笑んで一礼するシーラと、慌てて礼をするアウローラを、少し眠そうなラングが手で制しながら言う。
「最近、俺の愛する近衛師団長が起こしに来てくれるから…早起きになっちまったよ!」
大袈裟にため息ついて見せるラングを、顛末を理解しているシーラはクスクス笑いながら見る。

「ふふ…毎日、上達しているアリッサ殿ですから、陛下も朝の楽しみが増えたのではないですか?」
「…全く、あー言う事でもクソ真面目なんだからな、アイツは」
苦笑気味のラングが言う通り、近衛師団長アリッサの『朝のお勤め』はほぼ日常化している。
彼女はシーラやマニシュにまでテクニックを学ぼうと聞きにくるぐらい熱心で、ラングすら舌を巻くぐらいの上達ぶりだった。
それまでの真面目一辺倒のアリッサしか見ていなかったアウローラですら驚いてしまう程だった。

それにしても不思議だとアウローラも思う。
下品で助平で無節操なこの男…確かに憎めない何かは最初から感じていたが、何故かしら彼の回りにいると誰もが好きになっていくのを目の当たりにする。
近くにいればいる程、彼の欠点しか見えないのだが…何故かそこに誰もが惹かれてしまう…
本当に不思議だ…

そして、その日もシーラに愚痴ってから、ラングは予想通りの行動に出る。
「アウローラ♪…今日も可愛いなっ!」
「?…?!…!!…きゃあっ!!…」

殆ど不意打ちに近くラングにガバッと抱きつかれて、思いっきり驚くアウローラ…全くアウローラに構う事無く頬に口づけすると、ラングは驚くべき速業でアウローラの胸の布を取り去って胸を無遠慮に揉む。
「いやあ…アウローラはおっぱいも上質でいいな…」
「あうん…陛下っ…おやめくださいっ…」
真っ赤になって身悶えするアウローラだが、勿論奴隷と言う立場は抵抗できない。
ただ、そんなに嫌ではなくなってきている。

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