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ハーレム国家-建設編-
官能リレー小説 - ハーレム

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ハーレム国家-建設編- 122

肌の露出を極端に控え、活動的でない大陸女性とはエネルギーが違うように思えた。
それはアウローラ自身が『相当なお転婆』として異端視されていたからよく解る。
まさしく土地が変われば何とやらで、現在ここでのアウローラは『おしとやかな女性』の代名詞になっていたりする。
実際、練習中のビキニ姿に恥じらうアウローラは、準大陸の女性にとっては新鮮に映った。
確かに露出は多いが、準大陸的には許容範囲内である。

未だに余り慣れず恥じらい、同僚達を見る視線も目のやり場に困ってしまう様子は、意外にも準大陸女性には可愛く映るらしく、彼女に対する好意も増えつつあった。
シーラもそんなアウローラに好意を持つ一人である。
元々好意的だったが、知れば知る程に可愛らしく微笑ましいアウローラに、シーラが非友好的になる理由が無かった。
相変わらず女同士なのに目のやり場に困って赤くなるのが面白く、自然と笑みが漏れてしまう。
今日の場合、一人だった為にシーラがトップレスだった事もあるのだが…

確かに、この巨大な乳塊をものともしない剣技は持っているシーラだが、困った事に激しい練習をすると巨大な乳塊が暴れ過ぎてビキニが弾け飛んでしまう事が多々ある。
鎧を着ければ流石に外れる心配はないが、ただの練習ならトップレスでやる事も多い。
それで道を歩けば露出の多い準大陸でも流石にと言われるだろうが、こんな場なら誰も気に留めない。
だが、大陸人であるアウローラにすれば、見るのもするのも恥ずかしいのだ。
そんな中々埋らない溝と言うのも結構あったりする。

その一つが飲酒である。大陸では女性、特に王侯貴族階級に属する女性が軽々しく酒を飲む事は恥ずべき行為であるが、準大陸の女性達は成人に達していれば普通に飲む事を許されていた事や準大陸は母系社会の色合いが濃い為か離婚出来る事等アウローラには驚きと受け入れられぬ事であった。
「きゃぁっ!!!」
「大丈夫アウローラ、少しやり過ぎたかしら。」
「いえシーラ様、私は大丈夫です。もう一度お手合わせをお願いします。」
稽古開始から30分後、シーラの猛攻にアウローラは遂に倒れてしまった。
少しやり過ぎたと感じたシーラはアウローラをに手を差し伸べるが、自分の未熟さを感じてるアウローラはシーラに再稽古を求める。

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