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ハーレム国家-建設編-
官能リレー小説 - ハーレム

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ハーレム国家-建設編- 101

「どっちが子供か解らないわねラング。」
身重ながらも皿を並べ苦笑するエミリア。
「うるさい。それよりもエミリアお前は妊婦だろう。
そんな事はメイドにやらせとけ。
今は大事な時期なんだぞ。」
エミリアに窘められ膨れっ面なラングは場を誤魔化す為に皿を並べるエミリアに注意する。
「料理はメイドに作らせたわよ。
それに妊娠中でも軽い適度な運動は必要よ。
第一妊娠は病気じゃないのよ。」
「う…うっそうなのか、でっでも、でもな〜」
エミリアの身体を心配してラングはゆっくりしろと言うが、エミリアはそれをあっさりと言い返した。
そして、料理が並べられてラング達家族は席について「「「「頂きます」」」」と言い食べ始めた。
エミリア一家、今晩の夕食は何時も以上に賑やかでマユラもメイも楽しんだのは言うまでもない。
ラングがエミリアの家で一貫団欒を過ごしていた頃。
〜幕間〜
「妾の胸騒ぎはラングの迷いだったか、それを見抜けなかった妾がうかつであった。シーラ礼を言うぞ、そなたはラングの楯の楯であるな妾には出来ぬ芸当じゃ。」
「いえ、気にする事は無いです。私は人よりあの方との付き合いが長いから少しだけ解るだけです。
それに私が楯ならシュザク様はラング様に決意を促せる剣ですわ。」
ラングがエミリアの家で一家団欒をしている時、シュザクはシーラからラングの様子の可笑しかった原因を聞きラングの心を守れるのは彼女しか居ないと改めて確信する。
そして、シーラもシュザクはラングの迷いや暴走を抑え決意させる剣と思っていた。
「シーラにそう言われると勝てぬな。
じゃが、これでラングも心のしこりが消えて戴冠式に臨めそうじゃな。」
シーラとラングの絆の深さに改めて感心するシュザクはラングも戴冠式にちゃんと臨めると実感しシュザクはホッとした。

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