ダメ男再生学園 95
「え…」
戸惑った言葉を言ったが、俺の頭の中では理沙さんとも深い関係になるという妄想が急速に広がっていった。
「そこ、膨らんだの、オッケーという返事と思っていいのかな」
理沙さんは俺の下半身の、今日何度目かの大きく膨らんだ部分に視線を向けて言った。
「ええと」
「よかったら、こっちに来て」
理沙さんに誘われるまま、ついて行く。
「管理人室」と書かれたプレートがある部屋。
「私が普段使ってる部屋だよ。中はみんなとほとんど変わらない」
足を運んだことがなかった場所。
改めて理沙さんが一緒に生活してるということを感じる。
ほかの子の姿はない。
「みんなには今は内緒で」
理沙さんがそっと俺の手を握り、身体を寄せた。
そうして理沙さんは扉を開けて、手早く俺とともに扉の内側に入った。
俺は部屋の中を見回す。確かに俺や、ほかの子の部屋と変わりない作り。でも、シンプルにまとまっていて少し大人っぽさを感じた。
「ねえ、今まで他の子とは、どんな風に、してきたの?」
「どんな風に、と言われても…」
「龍希くんから積極的に行ったの?それとも…」
理沙さんがかなり、俺との距離を詰めて、おでこをくっつけ合う。
「ベッド、座って」
言われるまま、後ろに下がってベッドに座る。
すると理沙さんが抱きついてきて俺を押し倒す。柔らかな感触。
「うーん、この感じだと、今までの子がだいたい積極的だったんだね」
理沙さんはそっと唇を俺の唇に付けた。全身に電気が走ったようだった。理沙さんは二度、三度と唇を付けてくる。
「私も、積極的にいっちゃうよ」