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ダメ男再生学園
官能リレー小説 - ハーレム

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ダメ男再生学園 1

さあ、新たな人生の始まりだ


……………と思いたい一心で、転入初日の教室の前に、俺こと三野瀬龍希(みのせ・りゅうき)は立ち止まって深呼吸した。

全寮制の男子校に入ったのは失敗だった。
エリート養成校とは聞いていたけどあんなにキツイだなんて思いもしなかった。
期間は短かったが思い出したくないことばかりだった。

いろいろあって親元は離れざるを得なくなったが二度目の高校1年生…ポジティブに行こう、と思い、目の前の扉を開ける。


………………………

扉を開けた、その教室は―

「おぉ!?」
「男の子だ!」
「キャー、イケメンだー♪」

…中にいたのは全員女の子だった。
あれ、なんか間違えた!?

「すんません、勘違いでした」
ドアを閉めて戻―

「ちょっとぉおおおお、勘違いじゃないって!君が三野瀬くんでしょっ!?」

驚くほど速い身のこなしで俺を止めに来る1人の女の子。
あっ、すげー可愛い。しかも巨乳。でも……

「えっと、どーして俺の名前…」
「ごめんね、いろいろ話を聞かされてて。君が前の学校で受けてたことも、全部聞いてる。私たちはみんな三野瀬くんの味方だから。私たちのこと、好きにしてもいいんだから」

すごく優しくされた。なんか最後の一言が気になるけど。

「私、このクラスの学級委員長、沖明日香(おき・あすか)。よろしくねっ♪」

そんな沖さんに連れ戻されるように教室の中へ。さっきはテンパってて気づかなかったけどシャンプーの匂いとか女の子らしい香りがいっぱいで心地よい感じがした。

沖さんの隣の席に座ってしばらく待ってると担任の先生がやってくる。
深川美玲さんというその先生は美人というより美少女のような可愛さがある人で、やっぱり巨乳。

その深川先生に自己紹介するよう促され、一応普通に喋って一礼……したのだが、緊張して自分でも何言ったのかよく思い出せない。見渡す限り美少女の室内は絶景だが、緊張感も半端なものではない。

今日は新学期の1日目らしく、本格的な授業はない、と沖さんから聞く。
周りで囃し立てられたりちょっかいかけられたりするけど、嫌ではない。むしろ美少女が相手だからご褒美にすら思える。

太樹になったことを、沖さんや周りで興味深そうに見たり話しかけてくる西未奈美さん(にし・みなみ)や橘莉花さん(たちばな・りか)に尋ねてみる。

「ここって、俺以外に男っているの?」

「いないよぉ。三野瀬くんだけだね」

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