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ダメ男再生学園
官能リレー小説 - ハーレム

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ダメ男再生学園 94

「あら、明日香がそう言うなんて意外ー」
「だって、そうするしかないでしょ」
若菜が明日香を茶化す。
確かに、普段の委員長キャラの明日香なら「そんな恰好でダメでしょ!」なんて強く注意してきそう。
まあ、何も身に着けずに来たから仕方ないんだけどな。


「ふふ、終わったかしら」
「あっ、理沙さん」
いつの間にか、脱衣所をのぞき込む理沙さんの姿があった。

「朝ごはん温めなおすから、着替えてらっしゃい」

 俺も明日香も、バスタオルで一度部屋に戻った。手早く服を着て、俺が先に食堂に行った。そこには二人分だけの朝食が置いてあった。俺は座る。
 理沙さんになに言われるか、いや、別に悪いことしたわけじゃないし…と考えていて、特に理沙さんとの会話がないうちに明日香も来た。

Tシャツ一枚にショートパンツというラフな格好。普段の部屋着はみんなこんな風だが、巨乳がより際立っているように見える。裸よりもエロい。

「いただきます」
2人で朝食を食べる。特に会話はない。
結構なことをやった後だから、何を話すべきかわからないしね…

「ご馳走様でした」
朝食を食べて部屋に戻ろうとすると、理沙さんに
「龍希くん、ちょっといいかな…」
と呼び止められた。

「何でしょうか?」
嬉しそうな、少し済まなそうな面持ちの理沙さん。
みんなが去った後の食堂で、すでに二人きり。
「あの娘たちの事。龍希くんが来てくれて、みんなが明るくなった。元気になった。毎日あの子達の相手してくれて、本当にありがとう。あれだけの人数だと、かなりしんどいんじゃ無いかなと思って。心はともかく、体が…ね」


「いや、そんな事はないですけどね。みんないい子で、その、俺みたいな奴を好きでいてくれて、こういうことができるんだから…まあ今朝はちょっとしんどいなとは思いましたけど」
「ふふっ、若いっていいわね」
朝っぱらからヤリまくりの俺の身体を案じてくれる理沙さん。若いって、理沙さんもそこまで歳離れているわけじゃないのに。

「美咲のこともホントにありがとう。あの子に元気が戻って来て良かったの」
「いえ、俺だけの力じゃないですよ」
「でもね、姉として、龍希くんにお礼の気持ちも…こんな話をして申し訳ないけど、龍希くん、あとひと頑張りしてくれないかな」
「はい?」

「私も…………龍希くんと。ダメ、かな」

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