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ダメ男再生学園
官能リレー小説 - ハーレム

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ダメ男再生学園 90


明日香は浴槽にたまったお湯を洗面器を使って掬い取ると身体にかけ、そのあと湯船に身を浸からせた。
視線はこちらをじいっと見ている。
流石に腰の動きが止まる。明日香に見られているのだ、若菜だって困惑している。
しかし、まだお互いに「達して」いない。

「続けないの?」
明日香がこちらを見たまま尋ねてきた。
「い、いや、だって…」
「散々龍希とやったじゃない。いまさら私が恥ずかしがると思う?」

 「いやぁ、でも…」
 困惑し続ける俺だが、若菜は、意外にも、きっぱり
 「続けて」
 と言った。俺は後ろから攻めているので当然表情は見えない。
 「いいのか?」
 「私まだイってない。イきたい」
 明日香はニコニコして俺たちを見ている。
「ああ、俺もだしな…」
そう呟きながら俺は再びゆっくりと腰を動かし始める。
明日香の方に視線をやると、「もっとしなさいよ」とでも言いたげな表情だった。
…ホントに昨日まで処女だった人のする顔でしょうか?

「ああっ、んっ、龍希、もっと」
「おう」
若菜から促されて俺は少しずつピッチを上げていく。
ちょっとだけ調子に乗ってみよう。

「若菜、ちょっと移動するぞ。あっちを向け」
「えっ?」
洗面台の鏡を指して若菜に言う。繋がっている俺たちと、その後ろには明日香の姿も見える。

 「きゃ、こんな風になってるんだ」
 俺は腰を振り続ける。
 「あ、ああぁん、私こんな顔ぉ」
 その蕩けた顔は今は俺にも見えている。
 俺のピストンはますます速さと振幅を増していった。
 「あ、ダメ、ダメぇ…」
狭い浴室内に男女の性の営みが行われるのをわからせる、パンパンという乾いた音を響かせる。

「はあ、んあああああっ!!あっ、明日香に、見られてるのに、こんな、気持ちよくて、ふあああっ!!」
若菜の表情が歪む。
一方で明日香は表情変えずこちらをじっと見ている。

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