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ダメ男再生学園
官能リレー小説 - ハーレム

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ダメ男再生学園 82

「そうなんだ」
「ここに来れてホントによかったって思ってる。普段はなんか茶化されてばかりかもしれないけど、それも嬉しいし。それに、龍希とも出会えたし」
「男が怖いって思わなかった?その、お父さんに酷いことされて」
「龍希は、あの人とは全然違うよ。見ただけで、優しい人だって思った」

  明日香は俺にもたれかかり、肩が触れる。
 「龍希が来る、って聞いたときは…ほんとは、ちょっと怖かった」
 「そうだよね」
 「でも、龍希が受けた仕打ち聞いて、私が受けたことなんてそんなでもなかった、とも思えて…だから精いっぱい笑顔で迎えてあげよう、って、実はちょっとその時は上からだった。ごめんね…今は、私の方が、こんな癒されて」
俺は何も言わず、ただ明日香を抱きしめてあげた。
「あ、ああっ、龍希…」
「ありがとうな、明日香」
そう言って明日香の唇を自分の唇で塞ぎ、またギュッと抱きしめる。今度は明日香の方からも抱きついてきた。

  そのうち、どちらからともなくベッドの上に倒れこんだ。そこからは、お互い申し合わせたかのようにお互いのパジャマのボタンを外していった。
 お互いにボタンを外した布を取り去り、もう一度お互いの素肌で抱き合う。
 お互いにパジャマの下半身に手をかけるのに時間はかからなかった。
「しあわせ」
明日香が微かな声でそう言う。程なくしてお互いに何も身につけていない状態になる。
右手を明日香の豊満な胸に伸ばし優しく揉み解しながら再び唇を重ねる。
すぐに舌が絡み合う。
「好き…」
明日香が小さな声で言う。

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