PiPi's World 投稿小説

ダメ男再生学園
官能リレー小説 - ハーレム

の最初へ
 72
 74
の最後へ

ダメ男再生学園 74

「幸せだよ。この感触。一度味わってみたらきっと人生変わるよ」
「そ、そうなの…?」

沖さん、また動揺する。
そこで俺をチラチラ見ないでほしい。沖さん身体はマジですごいから股間はすぐに回復する。

「………………………」

そして沈黙。

「三野………りゅ、龍希、くん」
「はい………あ、お、おう」
「お友達から、はじめて、ください」
「は、はい……??」

テンパった沖さんはいろいろ突っ込みどころ満載だった。でも、可愛いから許す。

 俺は改めて沖さんの目を見る。
 「お友達から」って言った。でも、それを文字通り考えてみると、俺って、男も含めてあんまり友達っていたことなかった。友達って、どうするんだろう…
 突っ込みどころ満載ではあるのだけど、この緊張、伝わってきて、俺の方も緊張してきた…
 「うん、友達から、始めるのは、いいんだけど、俺、あんまり友達っていたことないから、どうしていいかわからない」
 「えっと、友達、だから、お話したり、とか…龍希くん、趣味とか、って」
 「え、えっと…」


 「何やってるの?コントみたいだよ。例えば…お風呂なんだから、洗い合ったりしてみたら」

回復したのか、洗面台の端で身体を洗っていた陽菜にそう突っ込まれた。
「まあ、面白かったけどね」
「…やめてよ。恥ずかしいじゃない」

改めて考え直して手にボディソープをつけて泡立てる。それを沖さんの背中へそっとあてながら…

「ひゃあっ!?」
大きな叫び声があがる。

 俺は手を止める。
 「え、あ、ごめん」
 「あ、そうじゃなくて。びっくりしただけ…あの、続けて」
 俺は、続けることにする。沖さんの背中全体にボディーソープをのばしていく。そして、沖さんも手にボディーソープを泡立て、俺の背中に触れた。俺と沖さんの距離が一歩近づく。

沖さんの視線がそれる。俺もどうしたらいいかわからない。ただ背中に手を伸ばし形として洗ってる、だけ。

「先に出るねー」
「お、おう」
陽菜が沈黙を破るように言う。そして風呂場から出て行った。

沖さんが少し距離を詰めた。ふくよかすぎる胸が、すぐそこにある。

SNSでこの小説を紹介

ハーレムの他のリレー小説

こちらから小説を探す