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ダメ男再生学園
官能リレー小説 - ハーレム

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ダメ男再生学園 8

すごく幸せな「初体験」を経験して心の底まで満たされた気分になった。
気が付くと窓の外は夕暮れ空。
愛美さんに挨拶して俺は生徒会室を出た。


「何か困ったことがあったらいつでもここで待ってるから……もしかしたら私から抱いて、って言っちゃうかもしれない、かな」

愛美さんは笑顔でそう言ってくれた。


下駄箱で靴を履き替え外に出ると

「お帰り、三野瀬くん」
「結構時間かかったねぇ、それじゃ行こっかぁ」

沖さんと西さん。俺のことを待っていたのか……待っててって言ってもないし、そもそも2人が待ってくれてるなんて思いもしなかったし。

「なんで2人は俺を…」
「三野瀬くんさ、学校が借りてるアパートに住んでるでしょ、私たちも一緒なんだ」

そうだった。うちの学校の娘の何人かは俺と同じアパートに住んでるんだった。

「でさ、うちのクラスに来た君がどんな人なのかなって」
「いろいろと喋ってみたかったし」
「だからさ、一緒に帰ろ」
「そうするよ」

沖さんも西さんも、何やら面白そうにしている。
俺だって、新しいクラスメイトの事知りたいし、二人ともかわいいし願ったりかなったりだ。
俺達は3人で連れだって歩き出す。
さっきの愛美さんとのひと時もそうだが、まさか新しい学校でこんなに女の子と触れ合えるなんて思いもしなかった。
最初から共学校に通う道があったらなぁ……まぁ、もう考えるのは止そう。


「会長さんとは、いろいろお話してたの?」
「まあね」
まさかそれ以上のことがあったとは言えまい。

俺は2人に聞いてみた。
「沖さんも西さんも、親元を離れてるの?」
俺の場合は、半ば追放のような形、だけど。

夕焼け空の向こうに視線を向けて、西さんが語り出す。

「私はさ、前の学校で……そこは実家から通ってたんだけど、いろいろと妬まれてそれで、ここへ……ね」
「うわぁ……」
「そうだよ〜。みなみはそれを乗り越えてきたんだよ」
「こっちじゃ私なんか、明日香や他の娘に比べて大した女じゃないけど……そのおかげかも」
「何言ってるのよ、みなみは私よりも美人じゃん」

辛い事を乗り越えてきたんだろうね。西さんは吹っ切れたように明るくて。
西さんもグラドルかアイドルになれそうなレベルの娘だ。でも……
西さんも明るく返す。沖さんともかなり仲良しなようだ。

「コレぶら下げて言われても、説得力ないよっ!」
「ちょっ、みなみったら!」

西さんにつつかれた胸を慌てて手で隠す沖さん。
沖さんの胸もかなり大きくて、もしかすると愛美さんより大きいかも。
「もう、三野瀬くんが見てるんだよ?」
「ふふ、三野瀬くんも好きでしょ、明日香のココ」
「い、いや、まあ…」

そこは素直にはい、と言ってもいいのかもしれなかったが…でも、沖さんの胸は確かに素晴らしい。もちろん西さんだってそう。2人だけじゃなくて、うちのクラスみんな…

そんな話をしてるうちにアパートに帰ってきた。
「明日香、みなみ、三野瀬くんもお帰りー」
クラスメートのひとり、津野美咲さんが入り口の前で待っていた。隣には津野さんによく似た年上っぽい女の人がいる。

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