ダメ男再生学園 63
「それは…そうしてるしかないだろう…」
「ふふ、どこまで我慢できるかしら?」
浅木さんがニヤリと笑う。
今の彼女はすごく楽しそうだ。確か初めての時はすごく辛いものではなかったっけ。
「我慢はできないよね。私が、してあげる」
スッと浅木さんの手が股間に伸びた。
俺だって…半ば無理矢理貫かれた時はとても痛かった。
今でも悪夢として蘇るくらいだ。
俺の思いは、彼女の手触りで引き戻された。
「硬いね。それにすごく太い」
「それは、浅木さんの前だから」
「そう言ってくれると嬉しい」
俺は、浅木さんが結構ゆったりした雰囲気なのを確認して、さっき思ったことを聞いてみた。
「浅木さん、嫌じゃないの?これ、嫌な思い出なんでしょ」
「そうだけど、三野瀬君なら、なんか、そんな感じじゃないような気がする…」
挑発するようなさっきまでの態度が一変して、浅木さんが俺を真剣に見つめてくる。その頬は少し赤みがさしている。
「俺でいいの?」
「三野瀬くんがいい。君だから言えるの」
はっきりと強い口調。いつもの浅木さんとは全然違う。
浅木さんが感情を俺にぶつけてくれている。俺もその思いに応えてあげないと…それと同時に股間も元気を出す…
浅木さんは両手で俺のモノを握って上下させた。
「どう、気持ちいい?」
「あ、うん」
もうここは、素直にそう言っていいと思えた。
「ねえ、もし、三野瀬君が、ほんとは、ヤりたい、って、いうなら、いいから…」