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ダメ男再生学園
官能リレー小説 - ハーレム

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ダメ男再生学園 60

「そんなことはないよ」
浅木さんの一言はなんか重い。
「今日も榊さんとヤッてた」
「うん、それは…」
浅木さんがニヤけていた。俺をからかっているんだな。

「じゃあ浅木さん?」
「???」
浅木さんの耳元でそっと囁くと

「そっ、それとこれとは………」

「違わないでしょ」
「どういうこと?」

彼女はクスッと笑った。

「やっぱりね」
「やっぱりわかっちゃったか」

俺の手は彼女の裾を軽く引っ張りあげている。
だけど、今回は下に何も穿いて無かった。
ちょっと恥ずかしそうだけど、同時に楽しそうでもある。


そのはにかんだ笑顔は可愛らしくて魅力的で、もっともっと笑った顔の浅木さんが見たくなる。
学校ではどこか遠慮しがちであまり話さない。というか寮住まいの他の子にもあまり心を開いていない様子。

「もっと見たかったら、部屋においで!」
一瞬油断した隙を突かれて、浅木さんは俺の手を振り払い小走りで階段の方に行ってしまった。

 浅木さんからそう言われるような気はしていなくて、一瞬面食らった。
 でも、これは「来て」っていうことなのかなあ。
 というか、俺の中で"もっと見たい"という本音が大きくなってきていた。
 俺はそれを隠して"来て、っていう意味なのだろう"と勝手に解釈して浅木さんの後を追った。

壁にかかった時計を見る。
晩ご飯の時間まではまだ余裕がある。
込山さんだけ外履がないから、おそらく何かの部活をやってるのだろう。

俺は階段を上がって自分の部屋にカバンを置いて、それから浅木さんの部屋に向かった。
一応ノックすると、ドアが開いて浅木さんがニヤ、と笑って出てくる。

「入って」

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