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ダメ男再生学園
官能リレー小説 - ハーレム

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ダメ男再生学園 54

「あ、ああ…」
興味深げに聞いてくる姿、なかなか積極的な子なんだな。隣にいる香川さんも笑ってるし、そこに青山さんと橘さんもやってきたし。

「尚さんが、シャワーの順番待てないって言うから一緒に浴びたんだけど、彼女の身体が…」
「うんうん、尚ちゃんってすごいよね」
「香奈だって人のこと言えないー」
後ろから若菜が今野さんの胸を鷲掴みしてくるではないか。

 「きゃ、いきなり何よぉ」
 それは別に怒った風ではなかった。
 今野さんのブラウス越しの胸が若菜の指の間からこぼれる様は、改めてその豊かさを感じさせられる。
 それを長く感じる間はなかった。、若菜を振り切った今野さんは直ちに若菜の後ろに回り込み、胸を同じように鷲掴みにする。
 「ひゃあ!」
 「若菜、三野瀬君と同じとこ住んでるんでしょ。もうヤったの?」

「んふふ〜」
若菜は今野さんに後ろから胸を揉み揉みされながらひと通り周りを見渡して、最後に俺の顔を見て、ニヤついた。
…嫌な顔だ。

「ご想像にお任せします!」
若菜は今野さんの腕をかいくぐり、席を立とうとした尚さんに抱きついた。
「もう、若菜…ほら行くよ」

 教室から全員が移動するのを見届けようとなのか待っていた沖さんが促した、若菜もようやく教科書などを持つ。
 今野さんは沖さんにも「もうヤったの?」と聞き、沖さんは今朝他の人に聞かれたのと同じように「私は、ヤってない」と私は、を強調して言った。
 「でも明日香、三野瀬君の全裸は見たよね」
 「ちょっと、若菜」

沖さんは若菜を軽くあしらう。ただ、顔は少し赤くなっていた。
プイとそっぽを向くように輪の中から去って次の授業の教室に向かう。
僕らもそれについて行った。

「三野瀬くんも女子の裸を見てるってわけか」
「お風呂は一緒に入ることがあるからね」
今野さんとはそんな会話を交わした。

次の授業はこれといって何もなく終わる。
担当の澤本先生、かなり可愛かったなぁ…

「三野瀬くん、なんか楽しそうだね」
「そ、そう見える?」
戻る途中に話しかけてきたのは百瀬真奈さん。
小柄で普段は物静かな子。でも、このクラスだから、すごく可愛い子だ。

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