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ダメ男再生学園
官能リレー小説 - ハーレム

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ダメ男再生学園 53

「あ、石岡先生、ですね。よろしくお願いします」
 本当に、見ていると、先生というより同年代の友達のように見えてくる。

 授業が終わってから、10人くらいのクラスメートが、俺の斜め後ろの席の尚さんの周りに集まってきた。
「ねえ、三野瀬君とセックスしたの?どこで?」
「シャワーで」

尚さんは質問攻めにも涼しい顔して答えていく。
そこはさすがイケメン女子……なんだけど、その辺ももうすこし包み隠して欲しかったかなぁ。

「三野瀬くんの、どうだった?」
「すごく良かったよ。みんなも実際にやってみたらいいと思うよ」
おいちょっと待て。

「次移動教室だから、忘れないでね!!」
沖さんが声を張り上げて言った。

 教科書はもちろん今日の分用意しているが、まだ時間割の順番が頭に入っていないから、周りの雰囲気を見て必要な教科書を持った。それで、みんなについて移動しようとする。
 さっき尚さんの周りに集まった子の中の何人かが近づいてくるような気がした。その中で、香川さんと今野さんが両隣に来た。
 「今野さん、足、大丈夫?」
 「うん」

今野さんは笑顔で言う。
「全然足速いワケじゃないのに頑張り過ぎてなんかピリッときちゃって、ちょっとヤバい!って思ったけど、大したことなかった」
「関口さんは大丈夫だった?」
香川さんが尋ねてくる。

「一応病院に行ったけど、大きな怪我ではないと思う」

 「良かった!」
 今野さんは体の動きも合わせてホッとしたことを示した。間近で見ていたからやはり不安だったのだろう。

 そして今野さんは、一歩近づいてささやく。
 「尚ちゃんと、どんな風に、セックスすることになったの、とか、聞いていい?」

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