ダメ男再生学園 52
「はあぁあっ!!!いいいいぃっ!!!龍希くんのでっ、私っ、はぁあああぁんっ」
尚さんが絶叫する。
俺はひたすらに突く。激しく突きまくる。
パンパンパンパン、と互いの身体がぶつかり合う音が響く。
シャワー室の中にクラスメートがいようが、もう関係ない。
「あぁ、あぁ、もう、ダメっ!イク、イク、イクぅぅぅうううっ!!!!!」
「俺も、イく!!」
その言葉とともに俺の液は尚さんのなかに勢い良く注ぎ込まれていった。尚さんは目を閉じた。
俺のモノはだんだんと小さくなっていくが、もともと大きいのでなかなか抜けるようにならない。ただ結合部からさっき出した液が滴っていく。
それを抜いた頃には尚さんは目を開いた。
「とっても、よかった」
尚さんは笑った。
「俺も。まさかここでしちゃうとは思わなかったけど…」
「龍希くんは特別」
尚さんはそう言って唇を重ねてきた。俺もそれに応えた。
「ホントはもっとしたいけど、それはさすがに怒られちゃうから」
俺たちはさっきから流れっぱなしになっていたシャワーでお互いに汗と液を洗い流し、ブースの外に出た。
さすがにそこにはもう誰もいなかった。
僕たちはバスタオルを手に取って体を拭き、更衣室でもとの制服に戻って教室に帰った。
もう次の授業が始まっているところを尚さんは先頭に立って後ろの扉を開ける。
「すみません!セックスしていて遅れました!」
え、そこはハッキリ言っちゃうんだね…
尚さんの性格らしいといえばらしいかもしれないけど…
「そ、そうですか」
教壇に立っていた先生―小柄で可愛らしい方―が、一瞬ビクッ、と反応した後、そう言った。
初めて見る人だ。ええと、数学の先生か。
「三野瀬くん、ですよね。数学担当の石岡梨穂です」