ダメ男再生学園 51
先端全体が濡れていく感覚、その周辺への舌での刺激…これが何分も続いたら尚さんの口の中に発射するのをこらえられなくなったろう。
でも、尚さんはその前に口を離してくれた。
「あああ、ほんと、おっきかったあ」
尚さんはやや息苦しそうに言った。
そして、息を整えた後、その場所から俺を見上げて、こう言う。
「ねえ…この、おっきなの、こっちにも、いれて、ほしいの…」
甘い声が俺の耳に届く。
尚さんの視線は、自分自身の下半身。
もうすぐ果てると思っていた俺の股間は、それを止められたことで最大限にまで硬く勃ち上がっていた。
「こうなったら、俺ももう止まらないよ」
「いいよ、私、龍希くんになら、何されても、いい」
尚さんが足を大きく広げる。
そのあらわになった部分に俺自身の先端を擦り付ける。
「きて」
「おお」
俺は俺の先端を使って入り口を探り、そこに、はやる気持ちを抑えながら静かに入っていった。
「ああっ、ほんと、おっきい!」
尚さんが顔を歪める。俺は一度動きを止めた。
「あ、大丈夫だから、きて」
尚さんは平気だよ、という感じで笑顔を見せた。
俺は尚さんの奥に向かってさらに腰をせり出した。
「ああっ、お腹の、奥まで…ああっ!」
甘く、切なく悦びの声があがる。それが俺をさらに興奮させる。
「あっ、すごい、すごい!こんなの初めて!龍希くん、ああ、もっと突いて、突いて…」
尚さんの両腕が俺の背中に回る。互いの身体が密着して、尚さんの息遣いがより近くで感じられる。
尚さんと密着しながら、尚さんのリクエスト通り、というか俺自身の欲望に従って、俺は尚さんの奥を遠慮なく突いていく。
「ああぁ、わたし…なんか、壊れちゃいそう…でも、続けて!」
「ああ、止めないさ」
俺は突くスピードを上げていく。