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ダメ男再生学園
官能リレー小説 - ハーレム

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ダメ男再生学園 48

授業中の廊下は人通りもなくシーンと静まり返っている。そこに俺と榊さんが歩く靴の音がカツカツと響いている感じがした。

「今野さんは…」
「彼女は大丈夫」
関口さんの問いに榊さんがすぐ答えた。

少しして昇降口にたどり着く。

 昇降口に着いてすぐにタクシーが来たので関口さんを支えながら乗せる。
 俺は、付き添った方が、いいのかな…
 関口さんが病院に着いたときに歩きづらいだろうということ、でも浜名先生の指示は「昇降口まで支えていって」だったからその後は学校から無断で抜け出すことになってしまうこと、を考えた。

俺は関口さんに尋ねてみる。
「病院に行った後のことは、大丈夫?」
「あっ…」
すると、後ろから榊さんの声。
「浜名先生から深川先生の方に話が行ってて、関口さんのお母さんに病院に向かってもらってる」
「そうか…いつの間に」

 タクシーを見送り、俺と榊さんはもとの校庭に戻るが、もう誰もいなかった。
 「みんなシャワー浴びてると思う」
 そう言って榊さんは歩き始めた。俺も続いた。

 「男子用は、あっちに、一個だけブースがあるけど、三野瀬君なら、よかったらこっちでも大丈夫…あ、この中にブースが並んでる感じだからそんなに気にしなくていいよ」

朝の着替えと同じような感じだった。
榊さん、見た目はショートカットで少年のような顔立ちで、背も俺より僅かに低いくらいだけど、身体は女の子らしい……というか出るべきところは出過ぎてるくらいで、露出が多いと股間に悪い。

シャワー室には女の子の声があちこちから響いていた。楽しそうな会話がほとんどだ。

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