ダメ男再生学園 36
「なんかすごいね。龍希くんのココ、別の人のモノみたい」
若菜が手で優しく包み込むようにそこを触り、ゆっくり動かしていく。
時々ヌルヌルという音がする。
「あっ」
思わず声が出てしまう。
「気持ちいい?」
「うん…」
「そういう言葉を聞けるのが嬉しいな。私、一方的にさせられることしかできなくて……」
若菜の手がその先端へと移動していく。
俺は自然に声が出てしまう。
「やっぱり、この辺が、気持ちいいんだね…気持ちよく、できてるんだ…」
若菜は両手の指でそこを集中的に触れていく。
次第に、その先端が湿っていくのが俺自身でも分かる。
若菜が指先を少し動かすだけでクチュクチュという水音が聞こえ、それはどんどん大きくなっているように感じた。若菜は手の動きを加速させていく。
「ちょ、もう、これ以上は…」
「じゃあ、こっちでしちゃうね」
若菜は手でソレを扱くのに加え、顔を近づけ舌先で丁寧に舐め始めた。腰に電流が走ったような衝撃を覚える。
俺の先端からどんどん液が漏れる。
若菜はその液を舐めとり続けたあと、少し舌を離してこう言った。
「無理やり口に入れられてた時と全然違う…」
そう言った後、若菜の動きがしばらく止まった。
「なんか、こんな、大きいもの、入るかなあ…でも、未奈美にも美咲にも、入ったんでしょう」
若菜は心配そうな顔をしながら、衰える気配のない俺の竿を優しく握りしめたまま言った。
「大丈夫。俺は、絶対に若菜を、傷つけない」
「ありがと。龍希くんって優しいんだね」
「俺は誰にだって優しいぞ」
本当は今日童貞を卒業したばかりなのだが、愛実さんに未奈美に美咲、3人の思いもしっかり受け取った俺には、今は心にゆとりができて何の不安もない。
「じゃあ、龍希くんと、したい」