ダメ男再生学園 35
お互いが近いから、あの胸は視界の端の方に広がる。でも、懸念を吹き飛ばすように俺の下半身はスイッチが入りつつあった。
そして、次の瞬間、ちょっとの間唇が触れ合う。
「私、男の人との関係って、相手の思うまま、っていうのが多かったんだ…だから、龍希君には、私から、近づかせてくれたら…」
何もまとわない若菜は、唇が離れた後、やや眼を伏せながらそう言った。
「わかった…若菜ができるなら、そうしてほしい」
「ありがと」
そうして、一呼吸置いた後、また顔が近づき唇が重なる。
若菜から接近し、彼女が主導する形で。
「んんっ」
そのまま勢いで押し倒される。
唇に、その周りに、耳たぶに、キスの雨が降る。俺は眼を閉じてそれを受け止める。
それが首筋を覆ったあと、若菜は俺のパジャマのボタンをはずしていき、そしてそのしたのTシャツをたくしあげていく。
俺は少し上半身を持ち上げて、手をあげ、脱がされることに協力した。
若菜は全身何も身につけておらず、その大きな胸が俺の服を脱がそうとするたび身体のどこかに当たる。そのせいで股間には熱が入り、ズボンの中でムクムクと大きくなっているのがわかる。
「龍希くん、ココ、すごい…こんなに大きくなるんだ…」
若菜の手が生地の上から俺のモノを撫で回した。
俺のその場所はますます大きく堅くなっていく。
「こんな大きいの…見ても、いい?」
若菜は俺がうなずくより前にズボンを、そしてトランクスを、脱がせにかかった。そして、解放されたその場所。
若菜はその場所も先端から丁寧に触れていった。