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ダメ男再生学園
官能リレー小説 - ハーレム

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ダメ男再生学園 34


「それが豊野さんの日常だったらそれでいいと思う。俺がいるせいで逆に萎縮しちゃう方が悪いし」
「ふふ、さすがに寮の中だけだけどね」
「それで外に出るなら全力で止めます」
「あははは」

豊野さんが自分の部屋のドアを開けて、俺を通してくれる。

 豊野さんは部屋に入っても服装を替える様子はなかった。食事の時はふつうの服だったし、ずっとバスタオル一枚というわけではないと思うのだけど、このときは、普段から着替えないのか、俺がいるから着替えないのか、よくわからなかった。

「豊野さん、夕方にも風呂入ってたよね」
「お風呂大好きだから!汗っかきですぐにスッキリしたいし、夕食後みたいに順番待ちもないからね」

それにしても格好がラフ。ラフすぎだろうか。

「あのね三野瀬くん」
豊野さんが話を切り出す。
「私も、もっと三野瀬くんのこと、知りたいな………未奈美や美咲みたいに……」

 豊野さんは俺のすぐそばまで近づいた。
「ねえ、バスタオル、取っちゃっても、いい?」
 俺は一瞬見た、あの胸を思い出す。
 これって、やっぱり、セックスして、ということなのだろうか。
 俺の股間は、当然、バスタオルを取ってもらうことを肯定するよう俺に促す。
 でも、今日だけでもう三人もの人と関係した…俺は、まだできるだろうか…
 

「私も……男の人とは、あまりいい思い出がなくて。三野瀬くん…いや、龍希くんが、それを、忘れさせてくれるなら…勝手でごめん」
「いや、それだったら」
美咲と同じなんだな、豊野さん……いや、若菜…

「若菜」
「ふふっ、嬉しい…」

互いの顔が接近する。
バスタオルがはらりと落ちる音がした。

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