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ダメ男再生学園
官能リレー小説 - ハーレム

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ダメ男再生学園 30


もう視線が浅木さんの背中からお尻にかけてのあたりにドンピシャなのだ。それに加えてスタイルも抜群だし、可愛いんだからもっと喋ったり笑顔が見たい気がする。

「浅木さん…」
「…………」
浅木さんは俺の方をジーっと見ている。その間完全に沈黙。
男が苦手、というわけでもないからいいんだけど、この空気はなかなかつらい…

 「やっぱり、男の子だと、この下、穿いてるか、気になるのかな」
 それはやはり読まれていた…
 「あ、うん、正直言うと、それは、思う」
 「そう…」
 浅木さんは立ち上がり、ロンTをたくしあげ始めた。

ペロン、とめくりあげられた部分には、純白の薄布が大事なところを覆うように鎮座していた。

まあ、そりゃそうだよな。俺も深く考えすぎたんだ。

「さすがに穿いてるよ。見えないからドキドキするでしょ」
「う、うん…」
「男の子には見せるモノじゃなかったかな?」
クスクス笑う浅木さん。全員集まった時とはまるで違う顔だ。

でもやっぱり、変な考えを起こして申し訳なかったと思う。

「その姿も素敵だけど、無暗に見ちゃいけないよね、ごめん」
「私からこんな格好で姿を見せたんだし、これも自分から見せたんだし、いいんだよ」
「ありがとう」

クスクスと笑いながら、浅木さんはロンTの裾を下ろした。

「必要な時もあるからいつも穿かないわけにはいかないし……ね。
本当は穿かない方が楽しいし楽なんだけど……」

その後どこか寂しそうに小さく口にした言葉は、何と言っていたんだろう。

「それにしてもさ、夕食の時とかなり雰囲気が違うよね。いつもはあんな感じなの?」
「寮ではね」


寮…もそうだが、教室内でもあまり目立たないし人前では全然喋らない。
だけど今は表情がコロコロ変わって、すごく可愛い。その二面性がなんか気になる。

「前の学校でいろいろあってね。あんまり話したくないけど…」
「いや、そこまでは聞かないよ」
「ありがと。人前で話すのは苦手。でも、君は、何となく、違うな」

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