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ダメ男再生学園
官能リレー小説 - ハーレム

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ダメ男再生学園 28

お湯もそうだし、2人の人肌も、とても暖かい。改めてここに来てよかったと心から思う。

「龍希、また元気になってない?」
「え、ごめん」
「ま、仕方ないよねぇ」
2人の美少女に挟まれているのだ。しかもともにかなりの巨乳。

「後に待ってる子たちがいるからね」
「もう出る…?」

 そう言って二人とも同時に湯船から立ち上がった。俺もその一瞬後に立ち上がった。
 あとは、三人それぞれ洗い場に行って手早く自らの体を洗っていく。俺も二人を洗いたい気もしたし、俺の方をちらちらみる未奈美も美咲もそうなのだろうけど、早く出た方がよさそうなので、そうせず急いだ。その後各自のタイミングでもう一度湯船につかったりシャワーを浴びたりして俺たち三人は脱衣所へと出た。

脱衣所で服を着て、夕食を食べた大部屋に向かう。
沖さんは読書中、込山さんと豊野さんはスマホを見ていた。

「ごめん、待たせたのかな」
「ううん、全然」
「そういうのも想定済みだからね」
込山さんと豊野さんはニコリと笑って俺の顔を見た。ってことは、風呂でナニしてたってこの2人はまさか……

 「未奈美と美咲の声、廊下まで聞こえてたよ」
 「すごい気持ちよさそうで、うらやましかった。あたしも早くヤリたいなあ」
 込山さんと豊野さんは口々に言う。美咲は
 「ええっ、聞こえてたんだ…恥ずかしい」
 と眼を伏せたが、未奈美は
 「ああ、やっぱ聞こえてた?」
 と平然としていた。

狭い空間なのだ。聞こえてたって仕方ない。
でも、あとになって話されるとやっぱり恥ずかしいな。

話が盛り上がろうとしたとき、沖さんはパタンと読んでいた本を閉じた。

「入ろうかな…ハルと若ちゃんも行くでしょ?」
「うん」
「美来は…まだ部屋か」

そういえば浅木さんの姿は見えなかった。あれからずっと自分の部屋に籠っているのだろう。あまり喋らないし謎だらけの人だ。

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