ダメ男再生学園 27
今度は、その場所を取り出すのは間に合った。俺から噴き出した液は美咲の腹を覆っていった。
美咲は眼を閉じて呟く。
「ありがとう…」
俺も少し疲れて、美咲と並んで仰向けに横になった。
俺も少し眼を閉じる。
放課後に愛美さんと初めての体験をして、今未奈美と美咲と関係を………正直かなり疲れた。でも不思議と悪い感じはしなかった。
「龍希、疲れてる?」
「ああ…ちょっと。でも、大丈夫だよ」
未奈美が俺の身体をゆすっていた。
「なんていうか…すごく満たされている気がするな」
「私もだよ」
俺はゆっくり起き上がった。
「風呂入る」
俺はそう言ってシャワーを持ってかかり湯をした。
「私も」
未奈美もシャワーを持った。美咲はまだ眼を閉じたまま。
俺と未奈美はほぼ同時に湯船に入った。
少しの間沈黙していたが、未奈美の方を振り向いたとき、彼女の方から喋り始めた。
「龍希は、私や美咲、それだけじゃなくて、みんなとこうして欲しいなって思ってる」
「他のみんなが俺のことをどう思ってるかだな…」
「みんな、気持ちは同じだよ。龍希のこと、すごく大切な存在だって」
「俺みたいな男を、そんな…」
俺はこれまでの人生では考えられなかったことを聞かされて戸惑うが、この学園に来て聞いた「フェロモン体質」のことや、愛美先輩、未奈美、美咲としてきたことを思うと、少し自信を持っていいのかもと思い始めた。
それとともに、俺の下半身も少しずつまた硬くなっていく。
その時、横になっていた美咲が目を覚まし、少し起き上がった。
「あ、私も、入る」
美咲は軽くかかり湯をして湯船に入る。
三人入ったらさすがに満員だ。俺は右側の未奈美と、左側の美咲と、密着する。